私にソーシャル費用振込で生活再建は可能か

私にソーシャル費用振込で生活再建は可能か

仕事クビになって、お金がいよいよなくなって
来月のお家賃がはらえない状況になって、
さあ、どうするか?と考えたとき、まず頭に浮かんだのは、

借金 or 風俗 or 富士の樹海へGO!

上記、3つの中から選びなさい。だった。

足りない頭をどんだけ振ってもかきむしっても、
他のアイディアは浮かばなかった。

 第四の選択肢としてのソーシャル・ファンディング

けれど、ひょっとしたら、4つ目の選択肢も、あったのかも……?
いろいろ考えさせてくれた記事を今日、読みました。

【泣ける!】ツイッターで出産費用振り込み祭り!いや、これは壮大な物語だ!! - NAVER まとめ

以下、引用です:

ポム子@XXX

@XXXX 出産一時金が貰えますがそれを貰っても出産費用が他に10万ほどかかります。出産して預ける場所がなくすぐに仕事に行けません。その産休の間の収入も貯金もないのです。簡単に手当貰えると言わないでください。手当で全て補えません!貴方にビール代を振り込むメリット教えて下さい。

 

家入一真 電凸→080XXXXXX@XXXX 

続き。出産にお金がかかるのはわかります。貯金や収入も色々と事情もあるのでしょう。なんとかしてあげたいと思う。でもね、「助けてください」だけじゃ人は動かない。メリットや共感を提示しないとね。銀行口座をさらせば入れてくれる方々はいると思いますよ。僕も入れます。貸すのでは無くてね。続く

 

ポム子@XXX

@XXX アドバイスありがとうございます。口座晒しますので応援して下さい!出産費用または借金返済に使わせて下さい。情けないですが来年4月出産予定で現在借金残高35万、貯金は0です。 勝手なお願いですが…お願いします! ◆XXX銀行 XXX支店 普通XXXXXX 

けれど、私には無理……?

私はどうしても、自分が最近経験したことと絡めて
考えてしまうので、これを見たとき

「こんな手があったのか~!!」

と思ってしまいました。

けど、その直後に、「やっぱり私じゃ無理。」と思い直し、
いかに自分が図々しいか気づいて反省しました。

「ソーシャル出産費用振込」は、「出産」という
終わりがあって、かつ、おめでたい出来事だから
お金が集まるんだな、と思ったからです。

そして出資を募る側も「出産」だからこそ、決死の覚悟で
口座を晒せるんだと思う。

おめでたい事だから、お金振り込む人も気持ちよく振り込めるし、
「祭り」にできる。集まった資金で、なんとか出産さえ乗り切れば、
後はポム子さんが、仕事に復帰して、子供を育てる。

「自殺」「クビ」「不採用」などの辛気臭くて縁起悪い言葉が並ぶ
私みたいな案件じゃ、無理だろう。

私がもし助けを求める ツイートを流したとしても

「今月なんとかなっても、来月どーすんだよ!」
「甘えんな。風俗行け。」
「振り込んだお金がパチンコや酒やたばこに使われるんじゃ?」

って、見た人は思うだけだろうし……。

「祭り」感ゼロ。出資する人も、気分が暗くなるだけ。

それに出資を受ける側の私も口座晒すまで腹くくれるか
どうか、わからない。

あくまでも私は、だが、よしんば出資してくれる人がいたとしても、
大勢の人からの出資を受けるという形だと、人数の数だけ、
因果を抱え込んでしまうのが、怖い。

こういう方法で生活再建できる人も、きっと中にはいるかもしれない。
けど、相当な覚悟が必要だと思う。

ポム子さんがこういう思い切った形で出資を募れるのも、
赤ちゃんとご自分の命がかかった「出産」だからこそだと思う。

けれど、私の小さい器じゃソーシャル・ファンディングを通じた
生活再建は、無理だ!という結論に至ったのでした。

ポム子さんの無事なご出産をお祈りしております。

 

フィクションの要素として取り入れるならどうか?

 もし、今後フィクションとして
「失職女子2」かなんかを展開するとしたらどうだろう。
そこにこのソーシャル出資を絡めたら、ひょっとしたら
面白い物語になるかしら?
ふと思ったので、あくまでも仮定のお話を考えてみた。

 

****** 
あらすじ:失職女子は、来月のお家賃が払えないので、
ネットを活用してなんとか月末を乗り切ろうと考え以下のような
ツイートを発信した。

「【このままじゃ、私、死ぬしかありません】
30代、独身女性です。
仕事をクビになって、転職活動、
100社落ちました。現在所持金一万円、貯金はゼロです。
今月末のお家賃が、払えません。どうか助けてもらえませんか?
再来週、面接があるので、そこで採用されればもう大丈夫なので、
今月末だけ乗り切れればいいんです!どうかお願いします!
口座番号○○○○○○です」 

******

 これじゃあイマイチなので、「失職女子」が妊娠して、
出産費用がない!ってお話にしたほうがいいかしら……?

 けど、「失職女子」の主人公は体壊してて実家とも折り合いが
悪いので、出産の後もっと大変になるって分かってるから、
そもそも産めない。その前に、そもそも妊娠しない。
そういうキャラだ……。

結局、私はフィクションの要素としてもソーシャル費用を
うまく活用できないのであった。

 

関連リンク

ソーシャル出産費用振込み - 大和彩ブログ

餓死は防げるのでは - 大和彩ブログ

生活困窮者の私が、ネットの皆さんの優しさと思いやりに支えられて生き延びられるか!?~シリーズその②~ - 大和彩ブログ

 

寄稿
貧困女子よ、風俗&樹海へ飛び出す前に行くべき場所はココだ! - messy|メッシー

 

別サイトリンク

生活困窮者の私が、ネットの皆さんの優しさと思いやりに支えられて生き延びる!』~シリーズその①~