現実と上手く付き合えないので『現実脱出論 (坂口恭平)』を拝読した

出版なんて全部私の妄想に決まってらぁ、てやんでい

私は未だに疑っている。私が書いた『失職女子。』という本が出版されたらしいじゃないですか。

……本当に出版されたのだろうか?

あっ、文章を私が書いたのは事実ですよ(つまりゴーストライター的な人はいません)。

 

けどねぇ、こんな、本が出るだなんて、現実とは思えないんですよ!

だから私は疑っている。

このブログは、2013年4月7日に始めました。

その日はハローワークに行って
「失業保険でませんよ~」と言われ、
「じゃあ来月の家賃はらえないワー、ヒッヒッフー!」
と私が過呼吸を起こすところから始まる。

 

それから一年半で、なんか、本?になって?えっそれでそれが、出版?

信じられるわけないだろーが!

 

私、こう思うんですよ。

ひょっとしたらだけど、2013年4月7日に私は、既に死んでるんじゃないか、とね。

今の、この本が出版された現実とやらは、その日死んだ私の骸が紡ぎ上げた、幸せな夢なんじゃないか、とね。

 

だからここは、パラレル・ユニバース。
映画『マトリクス』や『エヴァンゲリオン』シリーズみたいな。

今のこの現実(とやら)は、全部私の妄想にちがいないんです。

 

現実脱出論

現実とうまく付き合えないので坂口恭平さんの『現実脱出論 (講談社現代新書)』を拝読しました。

大変よい本でした。

 

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