当事者だけに『こっそり』お伝えしたかった(9月16日のツイートに追記しました)

※以下、主に9月16日のツイートの転載に一部追記しました。追記部分は赤文字です。

 

自慢

あっそうだ!これは自慢ですが、『失職女子。』はちきりんさんの『マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法』(ダイヤモンド社)で言及していただいてるんですよ!   これは嬉しかった……。

 

女子。

『失職女子。』、「タイトルに『女子』って入ってるのがやだ」っていう意見が結構あるので、徒然なるままに「女子」をどう言い換えればいいか考えるのですが、今のところ思いつくのは『失職淑女。』『失職ベイベ。』などです。で、やっぱり「女子」でいいじゃないかと思う

 

おばあさんでも「女子トイレ」は使うから、中年でも若者でも「女子」でよいのです……よいのですよ……。

 

ネットが居場所

さかのぼってRTさせていただいてると、いろいろ思い出します。そもそも私がツイッターやブログを始めたのは(そこからか)、リアル世界では絶対に話せないことを書きたかったからでした。それは親がアレなもんで絶縁しようとか鬱になって治療してるとか無職になったとか、そういうことです。

 

私はそういうことは絶対にリアル社会では言いません。子供の頃からずっと口を閉ざし、必要ならば嘘をついたりごまかしたりして、なんの問題もない家庭に育った人生であるかのようにふるまってきました。

 

ネットにそういうことを書くようになってから、自分と似たような境遇の人が結構いることがわかって、とてもうれしかったんです。生まれて初めてゆるく繋がれる仲間や、嘘をつかなくていい居場所ができたような気がして。

 

 

追記部分

『失職女子。』を出版させていただいたのは、私と同じように虐待家庭で育った人やDVで逃げてる人に向けて「生活保護という選択肢もあるよ」「親族への通知なしで生活保護の申請が可能な場合もあるよ」と『こっそり』お伝えしたかったからです。

 

なぜ『こっそり』かというと、親族の存在におびえて暮らしている当事者の方だけに伝えたかったからです。

 

この情報を知ってると知らないでは、日々恐怖の中で暮らしている当事者にとっては大きな違いがあるんです。この情報を知っていれば、ほんの少し恐怖が和らぐかもしれない。そう願って、書きました。

 

広く一般社会に生活保護申請の仕方を広める、みたいなことに私は一切興味ありません。私には当事者じゃない人たちに何かを説明するモチベーション、ありません。