この記事で紹介した本に
『解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記』(坂根真実・KADOKAWA/角川書店 )
アトピーに関する興味深い情報が載っていたのでシェアします。
『解毒』のあらすじ
のあらすじを少し。
エホバの証人信者の家に生まれた著者。
彼女は信者男性と結婚、DVに遭ったため離婚を決意。
しかし離婚は認めない宗教ゆえ、所属していた教会から
「排斥」されてしまう。
「排斥」されると、母親や仲のよかった姉からでさえ
「口をきいてもらえない」・「死んだものとして扱われる」
といった制裁を受ける。
そうした状況の中、著者はアトピーを発症、入院する。
その病院の医師からこんなレクチャーを受ける。
大人のアトピーは「カキピー」
本文から引用しますね
僕はね、大人のアトピーは、アトピーじゃなくて『カキピー』なんだと言っているんです。赤ちゃんの頃や子供時代のアトピーと、成人してからのアトピーは、性質が違うんです。」
(略)アトピー性皮膚炎は、通常、成人する頃には治癒する病気である。成人の場合、ストレスをため込み、我慢の末に爆発すると、痒くなって掻いてしまう。これが『カキピー』の正体なのである。『カキピー』は辛い病気だが、心の声を駄弁してくれるという意味ではありがたい存在である。私は、子供時代にアトピーが出たことはなかったので、成人後に心理的要因から『カキピー』を発症していたのだった。『解毒 エホバの証人の洗脳から脱出したある女性の手記』(坂根真実・KADOKAWA/角川書店 )
つまり、この医師によると、
大人のアトピーはストレスが原因なのだそうです。
腑に落ちる「カキピー」説
私も、子供の頃はアトピーになったことがなかったので
いい歳になって突然アトピー発症したときは信じられませんでした。
初めて首のあたりに発症したときは
あせもだと思ってずっと放置していた。
症状がひどくなり皮膚科に行って「アトピーです」と言われても
「いや、これは蕁麻疹だから……私はアトピーじゃないから……」
と否認していたw。
けれど、「カキピー」の部分を読んで、
腑に落ちました。
当時「カキピー」の説明をうけていたら
自分がアトピーだということを
素直に納得できていたかもしれないなぁ、と思いました。