文学フリマの雰囲気 『メタモルフォーゼの縁側(鶴谷香央理)』

文学フリマに参加したいけどどういうところか分からなくて不安、という声を以前いただきましたので、遅くなってしまいましたが私なりの印象を書きます!

 

大和彩は同人イベント初心者です

 私は同人イベントには人生に2回しか行ったことがありません。

 1回目は客として5年くらい前の文学フリマに行きました。それが初めての同人イベントでした。
 2回目は去年の冬、同じ文学フリマに今度はいきなり出店者として参加しました。無謀ですね。

 私は同人イベント参加においても同人出版においても初心者です!そんな者がこんなブログ記事を書いておこがましい限りです。文学フリマは私のような初心者でも参加して楽しいイベントで、ありがたい限りでした。


雰囲気

comic.webnewtype.com

 文学フリマは上の漫画『メタモルフォーゼの縁側(鶴谷香央理)』で描かれているコックイベントより小規模……と思います(2018年11月の文フリ参加時点、あくまでも個人的印象)。お客さんの人数も出展ブースもコミック系のイベントより少ないのではないでしょうか?ふらっと遊びに行きやすいです。

 比較して規模は小さいものの、上記の漫画に描かれている「熱気」は文学フリマも同じです。活字好きな方なら楽しめると思います。


行列にならぶ?

 5年前の文フリには、会場一時間前くらいに着いたらひょろっとゆる~い列ができており、ふわ~っと並んで会場を待った記憶があります。

 ところが去年11月行ったときは、会場一時間前にはがっちりした列ができており、並んでいる方々も「ギンっ!」とした雰囲気をまとっておられるのが見えました。

 ただし、文学フリマは一日のうちいつでも入場可です。会場前から並ばないと買えない本を買うのでなければ、朝イチで並ぶ必要はありません。開場後にゆっくり訪れれば大丈夫です。

 ちなみに大和彩(サークル名Gorilla Bunnies)の本は、売り切れるということは絶対ありませんので、イベント終了近くで来ていただいても十分手に入ります!

 

まとめ

 『メタモルフォーゼの縁側(鶴谷香央理)』では、75歳の乙女なお嬢さま(市野井さん)、17歳の老成したお嬢さま(うらら)とBL仲間になり、イベントや漫画で楽しく交流するお話です。

 本作では、40年前にオープンした当時のサンシャイン池袋の展望台に旦那さんと行きながら、並ぶのが嫌で登らなかった市野井さんがこう言います。

「『また今度』があると思ってたのよねぇ」

 

 けれどその旦那さんは今はもういないのです。

 

 こういうイベントって「また今度」があるかわからないものですよね……。

 Gorilla Buniiesは第二十八回文学フリマ東京(2019/5/6)に出ますので、よければ遊びにきてください。

 

bunfree.net

 

 もし他に文学フリマに関して不安なことなどあれば、twitterやこのブログにご質問寄せてください!可能な限り答えていきますのでぜひどうぞ!