もうひとつ、昨日の母娘番組について感じたのは、
「教育ママ」と「毒母」を混同してるのかも。ってこと。
あくまでも私の解釈で恐縮ですが、
教育ママは毒母だけど
毒母が全て教育ママとは限らないと思う。
番組で紹介されていた前髪ぱっつんボブのお母さんは、
短大でピアノ勉強⇒娘さんにもグランドピアノを買い、ピアノを習わせる⇒マリンバも習わせる⇒娘さん、つらい
という紹介のされ方だった。
この紹介のされ方であれば、お母さんの行動が、ものすごく合理的に説明できるじゃないですか。以下のように。
「ああ、このお母さんは、自分が叶えられなかった音楽の夢を娘に託して、教育ママ(毒母?)になって、娘を追い込んだんだな。」
って、テレビを見てる人も、すっきり納得できる。
お母さんは確かに行き過ぎだったかもしれないけれど、まあ、動機はわかるよね、ってかんじで視聴者も納得できる。
勝手な憶測ですが番組の制作責任者(推定50歳台)はこんなかんじだったのでは。
①「ほうほう、最近、『毒母』ってのが話題になってるのか。どれどれ……」
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②『毒母』関連の書籍など読む
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③「『毒母』って、要するに、昔の『教育ママ』のようなもんでしょ?」
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③の理解の基に番組を作る。
だから昨日のような番組になったのかなー……って。
こういう母娘の関係性なら、追い詰められた原因がわかってるから、いくらでも改善可能だと思う。
けれど、私の母の場合、その行動の動機が、私にはさっぱりわからないことが多い。
例えば、私の母は、車を運転している時に、猫を見かけると、ギュイーンとスピード上げて、猫を轢き殺そうとする。
「殺してやる!」って、口でも言う。
ほんの一例ですが、母親がなんでそんなことするのか、私にはさっぱり分からない。
合理的な説明が、私には思いつかない。
行動に合理的な説明が不可能で、なんでそんなことするのか、動機も不明、ってのが、私の知っている毒母の特徴です。
そんな毒母は、私が子供の頃、勉強していたり、本を読んでいると、怒ったり、妨害するのでした。
宿題をやっていても、「やらなくていい!」と、言う母なのでした。
これが、毒母は全て教育ママではない、と私が思う理由です。
上記の母の行動がずっと我慢ならなかった。世間がなんと言おうと、私はこの職員さんたちの味方だ。
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