前回、よくわからないままにネット証券会社、カブドットコムの口座を開設した大和。
6月頭にカブドットコムで証券口座を開設し、なんとか数千円を入金したまでがこちらのお話し。
こちらのエントリーで、大和はさらにぺージをあちこあち彷徨い、直近の6月14に『世界経済インデックスファンド』を買えるよう設定した。
投資信託を買うには営業日を5日挟むから間違っても修正できるよ
大和「ほんとうは口座開設した日に『世界経済インデックスファンド(三井住友トラスト・アセットマネジメント)』を1000円分買いたかったんだけど、営業日を5日挟まない買い注文が入らない仕組みなんだよね!」
A「けっこう時間がいるんやな」
大和「けどこの仕組みに助けられました。じつは私、操作を間違ってて『世界経済インデックスファンド』じゃない投資信託を買ってたんだよね! 気づいて修正したけど。だから猶予があって助かった」
A「うわ、そのまま買い注文が入ってたらと思うと怖い!」
投資信託、2週間の結果
7月頭の現時点で約2週間、投資信託を育てたことになる。さて、どうなったでしょうか。
大和「Aちゃん!大変だよ!!」
久しぶりにカブドットコムのマイページにログインした大和は小さく叫んだ。
Aちゃん「なんや~」
大和「増えてる! 1000円買ったやつが、21円、増えてる!」
気持ちの変化ーため息の数が減った
わずかな額ではあるが、この21円は、気持ちのうえで大和に大きな変化をもたらした。
例えば電車を降りて自動改札を通ったとき、大和は悲しみにくれる。
(また100円ほどお金を使ってしまった)
収入が増えない中、ため息をつきながらお金が減っていく一方なことに絶望し、5回くらいため息をつく。
だが21円増えていたと知ってからは、電車を降りて自動改札を通っても絶望の暗闇の中にちっちゃな光が見える。今まで5回だったため息が、3回くらいに減った気がするのだ。
節約に身が入るようになった
さらに、節約にも身が入るようになった。今までは
(お金がなくなったらホームレスになる)
(節約しないと月末なにも食べられない)
といった恐怖に追い立てられて節約していた。
だが今は、節約したお金を証券口座に移したい! というポジティブなモチベーションがある。節約が辛いのは同じでも
「投資信託を買ってそれが育つのを見たい」
というわくわくが辛さをちょっと上回るのだ。
「今は月1000円だけど、今後、月2000円ずつ積み立てるのを目標にしよう」
大和は思った。