今通っている作業所のご婦人(ボランティアではなく給料をもらっている方)がとんでもないことをしていたので、ご報告させてください。
作業所は「就労継続支援B型事業所」という場所。福祉サービスのひとつ。障害がある人が作業をしてわずかな工賃をもらう。行政ではなく、民間の会社が運営しているところです。
誤解をしている人も多いようなので、民間の会社だということを強調したい。役所の福祉課の方々は、どなたも本当に素晴らしい。精神科医も、カウンセラーである国家公認心理士さんも、皆、素晴らしい。嫌な思いをしたことはないしとても助けられている。このブログの愚痴は民間の福祉事業所のことです。
私は発達障害があるので、初日から
と大きな声で公言していました。
ASDは見た目ではわかりません。特に私は困っていないように見られやすい。なので自分で予防線を張りました。しかしその努力も虚しかった。
聴覚過敏
私はASDの聴覚過敏です。定型の方にとってはなんでもない生活音が私にとっては耐えがたい苦痛です。
初日、ご婦人が
「集中できない人用にイアホンもあるわよ」
と仰ったので、作業所のイアホンをありがたく借りていました。
通所(地下鉄の音が耐えがたい)やトイレ(換気扇の音が耐えがたい)に行くときなどはASDの人がよくつけている防音用のでっかいイアマフをつけています。これは音を防ぐ効果もありますが、だれが見ても
「なんか耳にでっかいの着いてるな」
くらいは分かるはずです。その考えも誤りだったわけですが。
ともかく、作業所で耳になにかしら装着していない時はありません。
ヘルパー申請の足を引っ張るご婦人
聴覚過敏と解離性障害で地下鉄で迷ったり、通院に困難をきたすことが多いので、通院のときに介助してくれるヘルパーの申請を行っています。
その申請のときに、2つ民間の事業所が間に挟まってきます。本日そのひとつ、事業所Bに今日電話したところ
「『大和さん困ってないからヘルパーなんていらないでしょう』ってご婦人さんが仰ってましたよ」
とのこと!
なんてことしてくれるんや( ゚Д゚)
そもそもご婦人に
「緊急連絡先は両親にしないと困る」
と散々苦情を言われたせいで地下鉄で解離を起こし作業所に通えない日もあったというのに。
しかも私の机はご婦人の目の前。イアホンを外すことなどなかった私を見て、「困っていない」と証言するとは。
許せない( ゚Д゚)
想像以上の知識のなさ、そして偏見の強さ
これまでも
「そんな風に見えない」
という理由でせっかく相談しても笑い飛ばされ、さらに困りごとが積み上がる人生でした。
せめて皆さんは、見た目で困ってるかどうかを判断するのはやめてくださいね。大和との約束だよ(^o^)/
それとも、ASDがなんであるか知らない、とか……? そこからか、ご婦人。
民間の企業さんが提供する福祉サービスだし、私もここの人たちには何も求めない。ただ通所する場所を管理してくれればそれでいいと思っています。
しかし、足ひっぱるなや
あなた方には何も期待してない、なにも触らないでくれ、という願いすら叶わないのがこの国の民間企業による福祉サービスの実態のようです。