もうすぐ10周年
皆さまのお蔭でこのブログももうすぐ10周年です!
まず感謝なのですが、今後もブログを続けていくためには、ここでどうしても謝罪しておかないといけないことがあります。
実は、このブログには3つの人格があるんです。
私と「私」と「大和彩」です(←は( ゚д゚)!?)。
「大和彩」は「私」によって消されるはずだったんです。
その辺りを整理できておらず、ずっと「大和彩」に関わってくれてる人や読者を裏切っているような後ろめたさがありました。
そこで謝罪のためにこの記事を書いています。
読んでる人には意味わからないと思いますが、ここを謝っておかないと私も先に進めません。
必死です
なお、この記事は解離性障害のことを念頭に置いて読むと少しわかりやすいかもしれません。
死ぬほど恥ずかしい歴史をネットに書くとはどういうことか
十年前、私は
「人には言えないことが多すぎて破裂しそう!
このままじゃ死んじゃう!
よし、そういったことは、匿名でネットに吐き出そう!」
と、このブログを始めました。
子供のころ受けた虐待。
大人になってからの失業。
貧困になってからの生活保護受給。
私はフランクな性格では全然ありません。
当時、これらのことは誰にも言っていませんでした。
いざこれらを書き出し、ネットに投稿するとやっぱり
引くほど恥ずかしい。
だけど「書く」ことをしなきゃ、吐き出せなきゃ、
私が死ぬ。
この2つとも私にとっては生死を左右するようなことでした。
生存戦略としてのブログ
そんなギリギリのところでバランスを取ってくれたのが「私」です。
私:「こんなことネットに書いていいんだろうか?」
「私」:「大丈夫大丈夫。
期間限定でやってるだけ。
アカウントもブログもいつでも消せるから」
と囁く「私」がいたたおかげで、絶対人には言えないような沢山のろくでもないことをギリギリ書けたんです(←は( ゚д゚)!?※二回目)。
嫌な過去はいつでもなかったことにできる。
当時これに勝る慰めはありませんでした。
※なお、この時点では「大和彩」は存在していません。
大和彩誕生
失業でドタバタした状況が安定したらブログもアカウントも削除して恥ずかしい過去ともおサラバ、闇に葬ろう……。
そう思っていました。
しかしここで全く予想していなかったことが起こりました。
読んでくださる方々のお陰でペンネームをつける運びにまでなったのです。
だけど消す前提があったからこそ始まったブログです。
いずれ「私」が出てきて、ペンネームごと削除するであろうことは私には分かり切っていました(←意味わからない( ゚д゚)と思いますがもう少しご辛抱ください)。
とはいえここで1つ変化が。
恥ずかしい事情や虐待に遭っていた過去を、ブログ開設当初よりは私も受け入れられるようになっていました。
「アカウントも書いた文章も、消さずに残しておければいいなあ」
という気持ちが芽生えていたのです。
そこでペンネームは自分ではなく、信頼している方に付けてもらいました。
この作戦のお蔭で「私」が勝手に「大和彩」を消せなくなったのです。
「大和彩」はこうして生まれ、殺されることなく10年続いてこれました。
めでたしめでたし……。
のはずでしたが、実はひとつ、問題が起こっていたのてす。
生存の危機、再び
やはりバランスが取れていなかったのです。
「消す前提だったからこそ書けていたものを消さないことで、中の人である私が書く場所がない」
そんな精神状態になっており、このブログではもはや私のことを吐き出せなくなっていました。
「大和彩」が延命したのは喜ばしいことですが、皮肉なことに今度は私のための「書く」行為を行えず、私の生存の危機が再び訪れたのです。
実生活での弊害:解離
書くこと以外の実生活にも問題がありました。
「大和彩」延命の結果、私自身の解離が酷くなり以前から会っていた人に会えなくなっていました。
大問題です。
謝罪
私の内面がこんな状態の中、ずっと「大和彩」に関わってくれてる人や読者を裏切っているような後ろめたさもありました。
このことに私がリアルタイムで自覚的でいられればちょっとずつ調整し、自分の内面と合わせていけたと思うのですが、整理できないまま10年たってしまいました。
時間はかかりましたが、ともあれ気づけたので今のタイミングで皆さんに謝罪させてください。
何言ってるかまったく意味わからないとは思いますが。
そんなタイミングでTwitter改変
感謝と後ろめたさと解離の中、なんとか生き延びたこの10年……
じゃあ今後はどうするかね?
もうこんな解離状態は嫌だよ。
そんなことを考えているところに、Twitterの改変ですよ。
ブログが「大和彩」のものになってからネット上で私個人に1番近い人格は「Twitterの某アカウント」でした。
だけどTwitterそのものがなくなったとしたら。
ブログも「大和彩」の場所だとしたら。
私個人の人格はどこに吐き出せばいいのだろう?
それが今の悩みです。
落としどころはまだ見つかってませんが、時代の流れと自分の内面の変化に合わせてこのブログの運用も変えていきます。
ここまで読んでくださった方に、大和彩と「私」ともどもお礼申し上げます。
「この10年ありがとうございました!
もしよろしければ、今後も見守っていただければ嬉しいです!」
と、私も「私」も大和彩も申しております。