支援者さまへのメール 最近気づいた抜けている記憶・人格交替の可能性

カウンセリングルームXX・XX先生
障がい者相談支援センター・XXさま
訪問看護センター・XX看護師

 いつもお世話になっております。
一斉送信でメール差し上げてしまいすみません。
この形式がもし皆さまのプライバシー保護的に問題ございましたら、お知らせ頂ければもうしません。
以下長文になっており大変恐縮です。

 なぜこうしようと思ったかというと、
【同じ内容で同時に】皆さまに経過報告をすることが必要だと思ったのです。

 最近、思っていた以上に長時間記憶が抜けていることに気づきました。
これまでの色んなことの前提がひっくり返りました。
人格交替の疑いがあります。
タイミングによって、話したかったことの記憶がすでになくなっていることが多々あります。


 このせいで皆さまにお会いしたときにお伝えすべきことを全然伝えられず
何年治療しても、支援を受けても、皆さんのお時間を無駄にするばかりで、良くならない。
この悪循環を断ち切りたい必死の思いで今書いています。

 なお、このメールはただの経過報告なのでご返信は不要です。
次回皆さまとお会いするときに、このメールの内容について話せれば幸いです。


【Dr.の診察】

●3月XX日

 2月末に見えたフラッシュバックを報告したところ
「ブレインスポッティングがいいかもしれない」と言われました。


●3月XX日

「就労移行支援事業所に通うのはNG」

 

「人格交替は、わからないけど、あるのかもしれない」
「看護師さんに『自分は4歳だ』と言ったなら、あるいはそうかも」
「作業所などに通って解離中どの程度働けるのか、評価してもらうのもいいのかも」
と言われました。

 男性と話してその記憶が飛んでいることが何度かあると話すと
「小さいころ虐待を受けて男性にトラウマがあるので、
日中の居場所としての社会復帰できるための女性だけの作業所のようなところを
婦人相談所などに聞いて探すよう」
と言われました。

 Dr.の話を受けて相談支援センターXXさんに今婦人相談所の件を相談中です。

 Dr.にもこれまで上手く自分のことが伝えられませんでした。
でも最近は看護師さんがDr.に連絡して下さるおかげで、伝えやすくなりました
(たとえばIngressやりすぎの件や4歳の件を、恐ろしいことに診察中私は忘れていました)。


【最近気づいた抜けている記憶・人格交替の可能性?】

●2022年11月XX日と12月XX日

 Dr.に外に出るよう言われているのを守りたかったので
看護師さんに朝訪問していただき国会図書館に行きました。
ノートに記載があるから行ったと分かりますが、今の私には、その記憶がありません。


●2023年1月末

 Dr.に外に出るよう言われているのを守りたかったので
Ingressというゲームを使い毎日散歩に行きました。
これも上記と同じでノートにレシートなど貼ってあるので行ったと分かりますが、
今の私には、記憶がありません。


●2023年2月XX日

 4歳の時に受けた手術のフラッシュバックが起こり、その経験を再体験していました。
見えている風景や匂いや皮ふの冷たさなどを「今感じていること」として看護師さんにお伝えしました。
「自分は今4歳なので大人と話せない」といったようなことをそのとき看護師さんに喋っていたのは「私」です。

 だから今でもそのとき看護師さんと喋った記憶は残ってます。
ただし、今の私には、その時お伝えしたフラバの記憶が消えてしまっています。
自分でも何が起こっているのかわかりません。


●2023年2月XX日

 この日急遽カウンセリングをお願いしました。
そこで上記手術のフラッシュバックをメインにお話ししました。
でも実はその日の朝、性虐待のフラッシュバックが起こっていました
(ノートにそれが書いてあるのを昨日見た)。

 それを夕方カウンセリングに行った際にはもう健忘してT先生にお伝えできなかったのが悔しいです。
お察しの通り、この日体験したフラッシュバックも「今の私」には遠いものになってしまっています。

 

●2023年3月XX日

 友人に

「実は、私は私ではない、失礼なことをしていて申し訳ない」
と言って陳謝しました。
自分でも何を言ってるかわからないのですが、謝罪しないと先に進めない気がしたのです。
自分でも何がなんだかわかりません。


●2023年3月XX日

看護師さんが来てくださったのはノートに書いてあるのでわかるのですが、失礼な話しですが、記憶がありません。すみません。

 Dr.の言いつけも守りたいし社会復帰もしたいと強く願っています。
日中の居場所は何年にもわたって自分としては必死で探しているつもりで、相談支援センターさんにもこれまでいろんなところをご紹介いただきました。


 2月~3月もB型作業所と就労移行支援事業所を見学しました。
なのに、どこにも定着できていない、結果を出せてないことが大変悔しいです。

 こんな調子では治療に不真面目でヤル気がない、と思われたとしても無理ないです。
いつも同じことの繰り返しで、医師・支援者の方もこれではたまったものではないと思います。

 同じことの繰り返しになるのは私の記憶がなくなるからです。
自分では必死で頑張っているつもりで、マッチする職場があれば働けると思っていましたがとんだ思い上がりでした。

 これまでの色んなことの前提がひっくり返った気がします。

 この調子では皆さまの労力を無駄にするばかりなのが心苦しいです。


 XX日に看護師さん、XX日にT先生に会う予定ですが、その時点の私は、
ここに書いている内容もきっと忘れているだろうと恐れています。

 悔しいし、悲しいし、人格がもし交替しているのだったらとても怖いです。


 今後どうしたらいいのかわかりません。
このまま結果が何も出せないのが続くと思うと我慢できず少しでも何かの打開策にできればと、こういう形で現状の報告をいたしました。

 次回、皆さまとお会いするときに、このメールの内容について話せれば幸いです。
内容を覚えておけるように、私も気を引き締めます。

いつも支えてくださっている皆さまには本当に感謝しかありません。
いつもありがとうございます。
不明点等ございましたら、遠慮なくお知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。

XXXX