つらいなら読まないほうがいい、と思う理由

映画を見てここのところ体調不良だったので、「映画や本などに接してフラッシュバックが起きるとやっかいなんだよな~」と改めて実感しています。

以前、虐待に関して書かれた本についてコラムに書きました。

「つらいけど読まなきゃと思って読みました」

「現実を知るために読みました」

というようなご感想を多くいただいた。

こういうご感想は、すごくありがたいし、全然間違っていない。

けれど、私はちょっと違うような気がしている。

それはなぜか、っつぅと、まず、

「人生短いんだし、どうせ読むんなら、ご自身が楽しめるものを読まれた方がいいんじゃないかな?」と思うから。

そして、

「私自身、精神科医やカウンセラーから、『自分の傷口が開くような本や映画はほどほどにするように』とよく言われるので、私も人に何かを読んだり見たりするのを強要したくない」から。

 

たまたま拝見したid: font-daさんのブログに、ある種の映画を見る際のガイドラインが記載されていた。僭越ながら、すごくよいと思いました。

授業等で性暴力の描写を含む映画を上映する際の注意 - キリンが逆立ちしたピアス