『アスパーガール: アスペルガーの女性に力を( ルディ・シモン) 』 レビュー★★★★★

大和彩、ASD自閉症スペクトラム発達障害のひとつ)傾向が判明しつつあります。今年はASDに関してお勉強するために本を読み、ブログに感想を書いていきたい。 

そんな第一弾に選んだのがこちら。

 

『アスパーガール: アスペルガーの女性に力を』

ルディ・シモン (著)

 

"Aspergirls: Empowering Females With Asperger Syndrome" Rudy Simone

 

 

 ASD当事者の女性が実体験に基づいて書いた一冊。女性特有のASD症状を知るための入門書としてはぴったりの一冊だと思いました。

 

注意点:この本は2010年発行でかなり古いです。今は診断基準が改訂されたので、2022年現在「アスペルガー」という言葉は存在しません。代わりに今ではASD自閉症スペクトラム)という語を使います。

 

『アスパーガール:』大和彩のおすすめポイント

その1 ASD女性、ASD男性とは全然違うので診断遅れがち

 日本ではまだあまり知られていないのですが、ASDの男性と女性では症状がかなり違います。ゆえにASD女性は診断遅れがち、そして支援受けられないままになりがち、という問題に直面します。

 この本では女性に特化したASDの特徴を多く学ぶことができます。

 

その2 ASD女性、人といたいのに、長時間人といるとダウンしがち

 本書によると、ASD女性は人とつながりを持ちたいけど、感覚過敏ゆえ、長時間は無理。

 ASD当事者のカミーラによると

「がんばって社交の場に出ると、次の日は感情のオーバーロードメルトダウン、そして片頭痛でダウンする」

とのこと。これは私もまったく同じで、私だけじゃなかったと知れて孤独感が少し和らぎました。嬉しいです。

 

その3 ASD女性、話術にそつがありすぎ

「ママになるって素晴らしいと思わない?」

と老婦人に話しかけられた著者。

「いいえ、思いませんね」

と答え、老婦人を恐怖に陥れたそう。

 

 そうなんです……私も雑談力、ゼロ。

 我々ASDは言葉を文字通り受け取ってしまい雑談に求められる「大人としてのそつのない対応」ができないんです! 皆さんいつもご迷惑おかけして申し訳ありません……。

そつのある会話術を学ぶ必要がある。早急に! と私も思っています。

 

その4 ASD女性、記憶の問題で同じ人に何度も騙されがち

 ASD女性は記憶が独特なので、同じ人に何度も同じ件で騙されたり、トラブルに巻き込まれがちなのだそうです。

 これを回避するためのライフハックも本書は伝授してくれます。それは、「人の特徴をリストしておく」というもの。たとえば

「サリーは同僚。いい人だけど、時々嘘をつく。従って、彼女が言うことは全部信じないこと」

 サリーに会うまえにこのリストを復習すれば、再度嘘をつかれたとしてもショックと恐怖を感じなくてすむ、というわけです。

 私も身に覚えがあるのでぜひ試してみたいと思います。

 

その5 ASD女性、貧困・孤独・健康に苦しみがち

 これはもう説明がいらない。いまの私、これを地でいってます! 

 自分が悪くて今の現状があると思ってましたが、コレはASD女性あるあるだったんですね……(;・∀・)

 

おすすめ度★★★★★

以上、ASD女性や周囲にASD女性がいる方は、ぜひ一度目を通してみてください! おすすめの本です。

またまたヤバい"福祉"の現場を見た 就労継続支援事業所の闇!その② もはやねずみ講? サギ?

 この記事で「障がい者でも稼ぐ方法......それはアフィリエイトです!」と言い切ったヤバい事業所Cのさらなるヤバエピソードをこの記事では書こうと思います(^O^)/。悪質な事業所に騙される人が一人でも減ってほしくてこのブログを書いています。 前々回回の記事↓↓↓

またまたヤバい"福祉"の現場を見た 就労移行支援事業所の闇! - 大和彩_Aya Yamato

 

はじめに

 私はいま、就労移行支援を探しています。その過程でいくつかの就労移行支援事業所を見ました。それらで体験した闇、地獄、疑問に思うこと……などなどを書いていくこちらのシリーズ。

  シリーズ最初の記事から読みたい方はこちらからどうぞ↓↓↓

就労継続支援B型に行ってみたレポ1 実はよくわかっていない!! 発達障害発覚からの体験利用 - 大和彩_Aya Yamato

 

~前回までのあらすじ~ ケンカ腰の職員

 「この事業所ではアフィリエイトで稼ぐ方法を教えます!」
と事業所Cの職員に得意満面でカマされ、聞くに堪えず下をむいた私。職員はいかにアフィリエイトが素晴らしいかを早口で熱弁しながらも、ずっと無表情。なのに目だけがランランと熱を帯びているのが怖い。相変わらずケンカ腰の高圧的な口調で彼はまくし立てます。

 スクリーンに映された「アフィリエイトで稼ぐ方法」を図解したパワーポイント資料が酷く低レベルなものでもはや見ていられず、私はうつむいて考えました。

(お年寄りを騙す詐欺の勧誘会ってこんなかんじなんだろうか? いいころ合いを見計らってこの場から脱出しよう)

 ここまででも酷いものですが、職員の話はより一層ヤバい方向に転んでいったのです……!

 

もはやねずみ講? サギ? NFTとビットコインを押す職員!

 私の目が死んでいるのを見てご不満な様子の職員。あからさまに怒った表情で

「もっと稼ぐ方法として、うちではビットコインやNFTも導入を検討しています!」

(´゚ω゚):;*.':;ブッ

吹きだすのはこの日二回目です。

 

 興奮した口調で職員が続けました。

「この事業所では障害者が稼げないのを大きな問題と考えています。コーディング? デザイン? プログラミング? どれも稼げません! うちではアフィリや広告収入、ビットコインとNFTで稼げるんです!」

 

皆はNFTやビットコインに手を出さないで

 これを読んでる方にまさか騙される人はいないと思いますが、ブログという公の場なので一応いいますーー

稼 げ ま せ ん。

 

 NFTに関してよく知らないのでウィキペディアを以下に引用しますね

「2022年現在、NFTは主に投機資産として利用されている 」   

「美術品詐欺などの悪徳商法に頻繁に利用されていることから批判されており」

「NFT市場の構造は(略)ネズミ講マルチ商法と類似」

「『NFTにすることでアートの複製防止ができる』などと言ったありもしない機能が吹聴されるなど社会問題になっている」

 

 不勉強の門外漢でありながら恐縮ですが、国から助成金を得て運営し、通所する障害者の人数でお金がおりる就労継続支援がやることでしょうか......?
 これではまるで公費を使ったオレオレ詐欺です。

 

一体どんなバックグラウンドの企業がやっているのか? まさか昔オレオレ詐欺をやっていた会社? 参考文献『ギャングース』!

 「まじめに仕事をしたい!」
と門を叩いた前向きでまじめな障害者さんが、社会問題になってるようなビジネスに引きずり込まれる想像をしただけでいたたまれません。

 「福祉」という大義名分のもとならば、こんな詐欺まがいの事業所でも認可を受けられて、国から助成金が出る今の福祉制度。怖いです。 

 オレオレ詐欺を事業としてやっていて取り締まられた人たちが福祉に流入してきてるいるのでは? と『ギャングース肥谷圭介鈴木大介) 』読んだ私としては想像してしまう始末です。

 

1~3巻まで無料で読めるみたい! この機会にぜひどうぞ

 

 

 皆さんに詐欺まがいの福祉、就労移行支援や就労継続支援にひっかからないで欲しいのでこのブログを書きました。読む方の情報収集に微力ながら貢献できれば幸いです。

 福祉だろうと就労支援だろうと、いくら言葉で綺麗なことを並べ立てても所詮はビジネス。そこを肝に銘じないといけないなと今回の一件で改めて気を引き締めました。

 商売には良いものも悪いものもあるから、利用者としては見極めが大切ですよね。悪いビジネスに利用されないようにみんながんばろー(´・ω・`) 

就労移行支援とはなんぞや? 素人なりの理解

 こちらの記事のつづきです(^O^)/ 前回の記事↓↓↓

またまたヤバい"福祉"の現場を見た 就労移行支援事業所の闇! - 大和彩_Aya Yamato

 

 私はいま、就労移行支援を探しています。その過程でいくつかの就労移行支援事業所を見ました。それらで体験した闇、地獄、疑問に思うこと……などなどを書いていくこちらのシリーズ。

 シリーズ最初の記事から読みたい方はこちらからどうぞ↓↓↓

就労継続支援B型に行ってみたレポ1 実はよくわかっていない!! 発達障害発覚からの体験利用 - 大和彩_Aya Yamato

 

 就労移行支援とはなんぞや?

  就労移行支援とは障害手帳を持っていて、仕事を探している人が利用できる福祉サービスです。

「就労移行支援とはなんぞや?」
ということを全くわからない状態で去年の12月から活動を始め、最近少しわかってきました。素人なりの理解なので、以下、至らない部分も多々あると思います。お含みおき頂ければ幸いです。

 

ビジネスチャンスと捉える企業がぞくぞく新規参入

 まずはビジネスの側面から。

 利用者として頭にいれておきたいのは、就労移行支援は運営企業にとってあくまで「ビジネス」であるということ。就労移行支援を使うならばそこをきっちり踏まえてないと商売に利用されただけで終わる、といったことになりかねないので注意です。

 設立・運営に国から助成金が出るため、2022年現在、就労移行支援を
「ビジネスチャンス!」 
と捉えて新規参入する民間の会社、ベンチャー企業は後を絶たないように見受けます。

 就労移行支援事業所では仕事に役立つスキルを教えたり、就職活動に役立つ履歴書の書き方・面接トレーニングを行います。それだけだと普通の職業訓練と変わらないようですが、障害者総合支援法に基づいて運営される「就労移行支援」では「障害特性を理解する」ことを目的とした研修なども行っているところが違いでしょうか。

 普通の職業訓練校に「福祉」や「医療」の要素をちりばめて、利用者を引き寄せるための特色にしているのが「就労移行支援」や「就労継続支援」なのかな? というのが私なりの理解です。

 

診断がしっかりしてきた発達障害に特化した就労移行支援が増加、変化する障害者のイメージ

 次に医療の側面から。

 最近は発達障害ASDADHD)の診断がしっかりしてきました。

 これまで
「知能は普通かそれ以上。仕事もできる。けどなんかわからないが職場で壁にぶちあたってしまうことが多い」
という悩みを抱えていた人たちが
「実は発達障害だった!」
と発覚することがよくあるようです。発達障害は外側からはまったくわからない障害です。ゆえに当事者はこれまで医療や福祉のサポートから漏れがちでした。

 発達障害などの診断が医師からおりれば、障害手帳の資格が得られる場合があり(必ずではないので注意)そして障害手帳があれば就労移行支援を利用できます。

 そうした現状を踏まえ、就労移行支援では「発達障害に特化している」ところが最近乱立している印象です。「発達障害・就労移行支援」で検索すると数年前と比較にならないほど沢山でてくるので驚きます。

 

www.google.co

 発達障害の一見普通っぽい障害者なら、最終的に就職の受け皿となってくれる企業も多く、就労移行支援を運営する企業としても就労実績をあげやすいという要素もあるかもしれません(そしてここで2020年に改正された障害者雇用促進法が絡んでくるのですがここでは割愛します)。 

 私もが探しているのもそういった発達障害に特化した「就労移行支援」、もしくは「就労継続支援」(この2つの違もいろいろあるけどここでは割愛)です。

 

 

またまたヤバい"福祉"の現場を見た 就労継続支援事業所の闇!

現在、通える就労移行か就労継続を探しているところです。


就労移行支援とは職業訓練学校ような場所です。国からお金が出ていて、運営自体は民間の会社が行っています。

 

今回見学に行ったところがヤバかったので書かせてください。

ja.wikipedia.org

 

事前の見学申し込みアンケート提出で違和感

今回見学に行った事業所は就労移行ではなく就労継続。ケアマネさんに

「新しめのところで情報はあまりないがグラフィック系のソフトも使えるらしい」

と教えてもらった事業所C。

 

どういった事業所なのか情報がほとんど表に出ていないそうです。とりあえずケアマネさんが見学を申し込んでくれました。しかし

「通所者本人が申し込みしない限り受け付けない」

とのこと。ケアマネの申し込みを断る時点で違和感がありましたが

「まあいいか」

と自分で手続きしました。

 

すると事前にアンケートの記入・メールでの提出を求められました。なんとなく嫌な予感がして気がすすまなかったのですが、これも

「まあいいか」

と記入・提出。そして見学当日です。

 

いきなり失礼な質問攻めにされる見学会

職員は会議室に入ってくるなり、

 

「え~とお名前は? 職歴は? なにが得意?」

 

とかなり高圧的です。自己紹介も事業所の説明もなしで質問攻めにあいました。

 

福祉事業所って、事前のアンケートの提出を求めるところが多いんです。それにもかかわらずアンケートと同じ質問をされることがまァ多い。

 

うんざりした私は

 

「アンケートにすでにそういうことは書いてますが。届いてませんか?」

 

言葉の中に

 

「いい加減にしてほしい」

 

という警告を込めて尋ねました。しかし

「届いてますよ。けど、いろいろお聞きしたいので」

平気な顔で質問を再開する職員。ニュアンスが通じない相手のようです。ひきつづき私の診断名やこれまでの経歴、住んでいる場所の尋問が続きました。見学を申し込んだだけの人間にここまでの個人情報を聞く権利などないはずです。

「あなたの夢は?」
という質問まで。
まるでマルチの勧誘です。あまりの気持ち悪さに

 

「利用するか決めてない段階で個人的なことをお話しするのはちょっとできないので、今日は事業所の概要を教えてもらうだけで結構です」

と申し入れました。すると

「それじゃ、何を説明したらいいのかわからないな!」

と職員は立腹のご様子になってしまいました。

 

「ネットでお金を稼ぐ方法を知ってる?」

「え~と、じゃあネットでお金を儲ける方法を知ってますか?」


尋ねる職員。


「いえ知りません。」

と私。

 

「それはね、アフィリエイトです!」

 

おごそかに宣言されました。

 

(´゚ω゚):;*.':;ブッ

 

私は椅子から転げ落ちそうになりました。

 

アフィリエイトの広告収入を使えばあなたのような障がい者でも、在宅でも、お金が稼げるんですよ!」

 

そこからのお粗末な説明はもはや聞くに堪えず、私は下を向くしかありませんでした。

 

アフィリエイトビジネスはDMのお誘いで十分です

なぜアフィリエイトビジネスなのだろうか? それでなくとも最近はTwitterのDMでアフィリエイトビジネスのお誘いが絶えず全部ブロックしているというのに。

 

ひょっとしたら私には理解しえない深淵なる理由があるのかもしれませんがなぜわざわざ国から助成金が出ている事業所がそんなビジネスを謳うのか……? 理解に苦しみます。

 

アフィリエイトや広告収入でお金を稼げる人もそりゃ世の中にはいるでしょうけれど私の知る限りそんなの一部の人です。

 

事業内容として堅実性が不足している気がしてならないので

「私は関わりたくないなァ」

という気持ちしか沸きませんでした。

 

騙される被害者が出てほしくない

私と違って、この事業所には

「就労経験はない、障害はある、けど仕事がしたい!」

というヤル気にあふれた前向きな障がい者さんも来ることでしょう。そんな前向きな人たちに

アフィリエイトなら稼げるよ!」

と言うのは、まるで

「パチンコなら稼げるよ!」

と言っているようなものでは? と思いました。

 

メインに据えるお仕事なら5時間働いたら5時間分の報酬が得られる実直な仕事のほうがいいのではないだろうか、と老婆心ながら思わずにいられません。

 

アフィリエイトをどうしてもやりたいならわざわざ就労移行支援事業所に通う必要ありません。趣味の範囲でやればいいと思います。アフィリエイトビジネスでなにかのスキルが身に付くというわけでもないですし。

 

最後に叱られる私 福祉の品質管理体制を願ってやまない

最後に

「最初の質問に対して『情報は出せない』と言ったあなたは、コミュニケーション力が不足している」

と職員からおしかりを受けました。

 

私が想像するに、この福祉事業所では見学に来た人を

「オレたちの会社に就職面接に来た人間」

と思い違いをしているのではないでしょうか。

 

勘違いもはなはだしいですけどね。なぜなら、利用者の人数に対して事業所Cに国からお金が下りるのです。

つまり、面接官は私のほうですよ。

 

彼らが福祉事業のことを

「オレたちが儲けるためのベンチャー事業だ!」

と心の中で思うのは自由ですが

「自分たちは見学者にしつこく質問する権利がある!」

と思い込むのは大きな間違いです。

 

こういった名ばかりの福祉事業者に対して国や自治体からの品質管理体制が整うことを願ってやみません。

就労移行支援事業所で無料キャバクラをさせられた 許さない

就労移行支援事業所

前回のブログエントリー以降、私は担当ケアマネに

教えてもらった就労移行支援事業所に通い始めた。

さすがは地元のケアマネさん、

私に合いそうなところをピンポイントで

ご存じだった。

 

けど嫌なことがあった

事業所のお気に入りポイントは

アドビ系のソフトが入った

ノートパソコンを貸してもらえる点だ。

 

私はこれまでグラフィック系のソフトもそれを動かすパソコンも

貧乏で買えなかった。

事業所では10年ぶり以上で

アドビイラストレーターやフォトショップ

が使えてとても嬉しい。

 

ここに在籍できるのはMAX2年。

「限られた時間、自分のグラフィックスキル

のアップデートに努めるんだ……!」

そう決心した私はでっかいイアホンをつけ

嬉々として絵を描くことに没頭していた。

 

していた、かった。

 

世間はそう簡単には許してくれないらしい。

現実が急に押し寄せてきた。

 

じじい許さない

ある日会議室に呼ばれた。

行くとそこにはじじいがいた。

嫌な予感がした。

 

「キミね、TOEICのスコアがすごいって聞いたんだよ!

これまでどんな職歴なの?」

じじいは名刺も渡さず、名乗ることもなく

聞いてきた。

 

私はまだ就職するつもりはなく、

就労移行支援事業所には生活のリズムを整えに

(そしてグラフィックソフトを触りに)

行っている。

 

なぜどこの誰とも知らないじじいに

自分のことを話さなければいけないのか?

 

私は答えた

「イヤイヤ、あんたこそ誰ですか?

これまでどんな仕事をしてきたんです?」

 

じじいはハローワーク障がい者雇用担当だと名乗った。

 

無料キャバクラ

部屋に入った瞬間に感じた嫌な予感は的中し

そこから一時間、ハロワじじいの

すばらしい職歴と華麗なる人生遍歴

を聞かされるという拷問を受けた。

 

狭い会議室には私とハロワじじい、そして事業所のおじさん。

おじさん2名と密室。

私の一番嫌なシチュエーションである。

 

ずっと考えていた。

(じじい、キャバクラ行けよ)

と。

 

じじいは一時間自慢を垂れ続け

「うん、大和さんね、焦らずに探せばいいよ」

と最後にかまして去っていった。

 

今でもハラワタが煮えくり返る。

 

翌日

翌日、別の職員に言った。

「時給出ませんかね? 

あれじゃキャバクラですよ。

すっごいイヤでした。

TOEICのスコアが高いってだけで

見世物みたいに見にくるんですか?」

 

今でも腹立ちは収まりません。

 

 

福祉を利用するために持病が悪化するヒアリングをされないといけない矛盾にぷんすか

その節はご心配おかけしました

なんか、ブログ、ずっと怒っててすみません。

 

これ↓を書いたときはA(就労継続支援B型)を利用するためにBやCが絡んでくることにぷんすか怒り

 

福祉って社会の善意と悪意をぎゅっと煮詰めたところだな!? 就労継続支援B型を利用すまでの長い道のり! ⓶ - 大和彩_Aya Yamato (hatenablog.com)

 

この記事↓ではそのAにぷんすかしていた。

見た目で困ってるかどうかを判断して相談を笑い飛ばす民間の福祉! 許せない! - 大和彩_Aya Yamato (hatenablog.com)

 

もうそんなに怒ってません。その節はご心配おかけしました。

 

『受給者証』はとりあえず申請しておくのも手

A(就労B型)はやめたものの、

 

「福祉を利用するための『受給者証』はとりあえず申請しておくのも手だと思いますよ」

 

と生活福祉課(役所)の方に教えていただいた。

 

「なるほど、就労B型に行くかどうかとは関係なく受給者証を申請することもできるのか! 知らなかった!」

 

ということで受給者証の申請のために、事業所B同席のもと、事業所Cでのヒアリングをうけてきました。

 

社協とケアマネだったのね

業所B同席のもと、事業所C......とかこの辺の説明、大変わかりにくくて申し訳ないのですが、ここで一気にわかりやすくなるかもしれない情報を2つ。

 

なんと事業所Cは、社会福祉協議会だった! 『失職女子。』にも書いたのですが社会福祉協議会(略して社協)とは一度絡んだことがあります。

 

そして最近判明したのだが事業所Bは「ケアマネジャー」と呼ばれる存在らしい。私も「ケアマネ」なら聞いたことがある!

 

今後ブログでも事業所Bのことは社協、事業所Cはケアマネと書きますね。

 

つまり私は役所が発給する受給者証を申請するために、ケアマネさん同席のもと、社協ヒアリングされに行く必要があるわけだ。なぜ社協ヒアリングを行っているかといえば、役所がヒアリング業務を外注しているからだそう。

 

ヒアリング

実際のヒアリングは過酷なものだった。PTSDパニック発作が発症して一カ月ほど精神的に辛い日々を送りました。

 

ヒアリングの前に自分にはパニック発作が出ると救急搬送の危険もあり、どういう質問でPTSDが出やすいかは説明しました。そして社協さんもケアマネさんも良い方々で私に症状が出ないよう、最大限の配慮をしてくださった。

 

にも拘わらず、のパニック発作なのでもうこれはシステムが悪い、と思います。

 

まず

 

「ご家族はどこにお住まい? ご両親はご存命ですか?」

 

と聞かれた段階でPTSD、勃発

 

さらに私にどんな症状があるか次々と質問されるのですが、これがなんともピントのずれた、かつ精神衛生上よくない質問ばかりである。

 

社協「ヤクブツの使用は?」

私「ありません」

社協「家で大麻育てたり?」

私「育ててません」

社協統合失調症ですか?」

私「違います」

社協「窃盗癖は?」

私「ありません」

社協「放火癖はありますか?」

私「ありません」

社協「妄想や幻聴は?」

私「ありません」

社協「突然暴力をふるったり?」

私「ありません」

社協「虚言癖は?」

私「ありません」

......etc. etc. ……。

 

この調子で質問は一時間ほど続く。

 

だがPTSDパニック障害や解離障害や発達障害など私自身の症状に関する設問は一切ない。これらの症状は最近になって診断がしっかりしてきたものばかりだから、だろう。

 

質問を受けながら、三島由紀夫太宰治の世界を連想して仕方なかった。ともかく世界観が古いのだ。

 

あくまでも想像なんだけど、社協で使われている役所の質問票は

ja.wikipedia.org

が起こったころ(戦後まもなく、だ)にでも作られたんじゃないだろうか? 

 

質問集を作った人は、きっとその時点でポピュラーな「精神病」を全て網羅したかったんだと思う。

 

ヒロポン中毒はびこりし頃の日本。まだまだ私宅監置(自宅の座敷牢に患者を閉じ込める)も多かった。精神病院(そのころは脳病院と呼ばれた)に行ったところで、ろくな薬もない。診断名だってなかった時代。「ノイローゼ」とか「分裂病」とか呼ばれる患者が、電気ショックや脳をくりぬくロボトミー手術(『カッコーの巣の上で』)

ja.wikipedia.org

に詳しい)を受けるしかなかった......そんな頃に生まれた質問集が2022年になっても使われている……ま、あくまでも"妄想"だが。

 

こんなの問診票に全部 □はい □いいえ にチェックですぐ済むし本人に聞くより医師の意見書を見れば私の診断名など一瞬でわかる。

 

さらに私のような者が申すのも恐縮ではあるが、妄想や虚言癖かどうかの質問は、ひかえめに言ってトンチキである。たとえば私に虚言癖があったとしよう。虚言するわけだから、答えは「ありません」になる。つまり虚言癖がある人もない人も答えは「ありません」なのだ。病的な妄想や幻聴に関してもまたしかり。

 

社協さんとケアマネさんにとってはおおいなる時間の無駄、そして私には無駄なPTSDパニック発作をもたらし持病が悪化するだけのナンセンスな時間だと思った。

 

社協とケアマネさんは何も悪くない。全てはこのような理解に苦しむ「ヒアリング」なる制度を行わせるシステムが悪い……

 

......と、なんだかまたぷんすか内容の記事になってしまった! 

 

ヒアリングの際は社協さんもケアマネさんも私にPTSDが出ないよう、可能な範囲での最大限の配慮をしていただき、感謝しています。

大和彩の本!

『子宮にちんぽが届くまで』お求め方法

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