どうすればいい?大和彩ブログの方向性~違うんだ俺の好みは~

 主治医に薦められて書くのを再開したこのブログですが、昨日は『ロッキー』について熱く語りすぎてしまった。

 

 違うんだ、私はまじめな映画評を日記に書きたいワケじゃない。もっと気楽に「大和のメイクアップ講座♡」とか「アマゾンで買ったオススメ商品♡」とかをアップしたいだけなんだ!

 

 主治医だって「ノートのすみっことかチラシの裏になにか好きなこと書けば?」と薦めてくれただけであって「全世界にむけて暑苦しい映画の感想を公開しなさい」とは言っていない。

 

こんなんだから私はすぐぶっ倒れるんだ。はんせい~はんせい~~てへぺろ~。

 

♪わかんないよオレはムード派だから!

違う違う違う!俺の好みは!♪

 

岡村靖幸さんの『ハレンチ』を貼り付けようと思ったのですがスカートさんのカバーです!

 

 

 

貧乏、挫折も経験した私が『ロッキー』に学ぶ「人生で本当に大切なこと」

●『ロッキー』を見ました

 

 主治医に作業療法的になにか書くよう薦められたので『ロッキー』をDVDで見たことを書こうと思った。旧作、2泊3日のレンタルは100円。今どきDVDを見る人も少ないでしょ?近所にTSUTAYAがあって本当によかったなあ。

 

 ちょっと世代的にズレているせいもあるけれど、私は『ロッキー』シリーズを一作として見たことがなかった。

 

 若かりしころはアート系の映画ばかり見た。私は根暗で屈折しているので、スポ根や努力の末のハッピーエンド的ストーリーが苦手なのだ。

 

 

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 『ロッキー』はマッチョ男性がボクシングでがんばった末に栄光を手する熱血な映画なのかとずっと思っていて、私には感情移入できる余地がなさそうだと思っていた。

 

 そんなイメージだけのアンチ『ロッキー』だった私がなぜそれをレンタルしたかというと、筋トレのモチベーションにしたかったからだ。

 

●筋トレしてるの?

 

さて、ここまで読んでくださったあなたは、こう思うかもしれない。

「は?筋トレ?根暗でスポ根嫌いなのに、筋トレするの?」

さらに、こうも思うかもしれない。

「あんた、一体なにを目指してるんや?」

 

 しかしそれを簡潔にうまく説明する自信もないので、ここでは『ロッキー』の感想だけ書く。

 

●想像していたのとは全然ちがった『ロッキー』

 

 見てみて反省したのだが、『ロッキー』は「マッチョ男性がボクシングでがんばった末に栄光を手する熱血な映画」ではなかった。

 

 『ロッキー』でまず驚いたのは、主演のシルベスター・スタローンが脚本も書いていることだ。スタローンはただのマッチョ男性じゃなく、繊細なインテリ男性だったのだ!

 

 私が見たのは公開25周年(年数うろ覚え)記念エディションでスタローンのインタビューも収録されていた。

 

 インタビューによると、制作の際、スタローンは映画会社から何度要求されても、権利を売り渡さなかったそうだ。当時無名だったスタローンが主演できたのはそのおかげだった。

 

 映画会社は有名俳優を主演させたいから権利を買いたがった。そのころスタローンはとても貧乏で、飼い犬を手放さないといけないどうかの瀬戸際にあり、提示される値段がどんどんつり上がっていくのを見て心が揺れたそうだ。

 

 だけど、スタローンはお金で動くことはなかった。こう考えたそうだ。

 

 「俺は貧乏に暮らすのはとても上手いから生きていくのにそんなにお金は必要ない。だけど、権利を手放して、もし映画がヒットしたら飛び降り自殺しちゃうのかもしれない。だから権利は手放さないでおこう」

 

 人生、お金だけじゃ生きていけないと私も思う。とはいえ 私も貧乏なので、お金があったらいいなと思うことは多々ある。

 

 僭越だけど、作り手としてのスタローンのギリギリに追い詰められた揺れる気持ちが分かる気がする。だからこの言葉には共感したし、「大変だったんだな、偉い人だな」と思った。

 

●『ロッキー』に学ぶ人生で大切なこと

 

 インタビューによると、スタローンは『ロッキー』にこんなメッセージを込めたそうだ。

「KOはされて倒れたこともあったけど、その都度立ち上がり、正直にまっとうに人生を生きた。何度パンチされても耐え抜いて生き続けた。結局人生最後のときに、そう言えるだけですごいことじゃないか。」

さらにこのメッセージも伝えたかったそうだ。

「人間一人では生きられない。」

 

 そのメッセージのとおり、『ロッキー』は、想像していたよりビタースウィートな結末で終わった。けど人生勝ったか負けたかは重要じゃない。人生で大切なのは、負けても立ち上がること、そしてと周りの人たちを大切にすること。それらが伝わってくる映画だった。

 

 つまりこの映画におけるボクシングは、人生のメタファーとして機能しているのだった。そのことがようやく知れてよかった。

 

 若いころに見ていたら、この映画に込められたメッセージは半分も分からなかっただろうから今見たのがよかったんだと思う。

 

 中年に差し掛かって、これから何をしていけばいいのか分からない人、もしくは挫折してどう立ち直ればいいのか分からない人におすすめしたい映画です。

 

 

 

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精神科の主治医になにか書いてみればと言われて

 PTSDパニック発作もちなので、私のホームドクター、いわゆるかかりつけ医は精神科の医師である。今年は1月・2月・3月と調子を崩しており、最近は毎週通っている。

 

 本日、主治医に聞かれた。

「今、原稿とか書いてるの?」

「いえ、書いてません(キリッ)!」

「締め切りがなくて人と会わなくてもすむようなことを、自由になにか書けば?」

 

 この主治医のところに通うようになって7,8年になる。けど、なにかやるように勧められるなんて初めてのことだ。ちょっと驚いた。

 

 これまで原稿を書いたり人と会ったり取材が続くと必ず調子を崩し

「ほどほどにね~」

と言われてきた。

 

 医師曰く

「締め切りも人と会う必要もなければ負担もないだろう。そういう状態でなんか書いてみれば」

さらに

「なにか書くことで症状が良くなるということではない。」

とのことだった。

 

 なので久々にブログを取り出してみた。何を書こうかなぁ。

ブログと言う場があってよかったなぁ。

 

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苔とドクダミが好きです

悪気なく殺しそうだから怖い

ご年配の方というのは、他界するちょい前に、今まで言わずにいたちょっと気まずくて情報量の多いことをぽんっ、と胸の内から吐き出したくなるのかな。

 

父方と母方、2人のおばあちゃんたちは、そういう内容の話を私にして、亡くなっていった。

 

祖母たちがそれですっきりして天国に行けたなら私も嬉しいです。けれど聞かされた内容を1人で抱えるしかない私は、イイ歳になってもその記憶を少々持て余している。

 

持て余す記憶に、生気を吸い取られるようだ。

両親は赤ん坊だった私の額にアイロンが落っこちた話を笑いながら話す人たちだった。

 

お前の額に傷が残っているのはそのせいだ。そのとき血がどれだけ出たことか。お前はたくさん泣いた。だが、我々は決して病院に連れて行かなかったのだ、云々。

 

私の額の傷を指さしながら、彼らは誇らしげに語る。げらげら笑いながら。

 

彼らの頭の中では、「医療に頼らなかった俺らの武勇伝」として記憶に残っているのか。もしくは「ほっこり子育て思い出話」なのだろうか。

 

それを聞くと、私は今にも倒壊しそうな家を見ている気分になる。基礎からズレている。

 

ひとつひとつのパーツのズレはちょっとしたものかもしれないけど、出来上がった全体は修復不可能の取返しのつかないことになっている。

 

なのに「上手く建っている」ように彼らには見えるのだから人間の認知とはまこと、千差万別なのだと思う。

 

子供のころ苦しかったのは、こういうものの見え方を "家族" と呼ばれるひとたちと共有できなかったからだと思う。私には歪んでいるようにしか見えないものが彼らにとっては「誇り」だったりする。

 

「数センチずれていたら、私、普通に死んでましたよね?」

それを彼らには絶対言ってはならないのだ。

 

自分のものの感じ方を否定されると、生きる気力はどんどん少なくなっていく。

 

もし祖母二人がいなかったら、この両親2人によって私が物理的に死んでいた可能性は高そうだ。

 

悪気なく殺しそうだから怖い。そして殺しても「自分が犠牲者だ」と主張するタイプの人たちだから、身の安全のために近づきたくない。

 

だから、祖母2人には感謝している。

 

けど、亡くなる前に打ち明け話されるのはそれなりに重い。寒い時期には重さがさらにずっしりくる。

フェミニズムとわたしとmessyと

今後わたしはフェミニストを名乗っていきたい。

そこで、今日はフェミニズムとわたくし。についてブログに書きます。

 

高校時代

高校のときに美術のサマースクールに参加した。米国の美大のキャンパスを借りて授業が行われ、高校生は大学寮に住む。講師たちは現役の現代美術家たちだった。

そこで私は初めてフェミニストアートというものに触れた。

女性器から鉄の機械が出ている絵があった。中絶に関するメッセージが込められているそうだ。

アバンギャルド、というやつで、前衛的なのだと知った。

フェミニストアートってやたら女性器が出てくるしおっかない」と思った。当時はあまり好きではなかった。

ジョージア・オキーフの作品なら綺麗だし好きだったけれど。

 

オキーフの作品

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大学時代

大学に入って美術を学び、フェミニストアートについても習った。ジュディ・シカゴやゲリラガールスズなどの作品が印象的だった。

 

https://www.guerrillagirls.com/#open

 

いずれの作品も、フェミニストアートは展示されると抗議がすごく起こるらしい。ジュディ・シカゴの『ディナーパーティ』という作品はせっかく展示会を開いても、猛抗議を受けて会期を短くしなければならなかったらしい。

 

↓ディナーパーティ

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社会人時代

社会人になり、私も社会でいかに女性の地位が低いか学生時代よりもシビアに感じる日々になった。お決まりのセクハラにも当然のように遭う。

そんな中、フェミニストアートを折に触れ思い出した。

初めてみたときは怖かったけど、あの作品を創って展示までする女性たちは、すごい人たちだったんだ。とんでもない勇気と胆力の持ち主だったんだな、と理解するようになった。

 

5年くらい前

ある日本の現代美術家が女性器をモチーフに個展を開くと知った。告知を見る限り女性器をあからさまにフィーチャーしている。私は思った。

「会期が短くなるかもしれない、これまでのフェミニストアートのように弾圧されるかもしれない。これは早めに見に行こう」

後に彼女の作品も彼女も、案の定弾圧されていた。悲しかった。

 

messy

彼女の個展がきっかけで、messyというサイトで文章を書かせていただくこととなった。

立ち上がったばかりのそのサイトは、「エロを隠れ蓑にしたフェミニズム」を体現していた。少なくともと私はそう思った。フェミニズムをあまり表に出すと、早々にサイトは潰されてしまう。だからエロを隠れ蓑にしているのだ。私は唸った。

「素晴らしい戦略だ」

 

そして

それ以降、私はmessyで書かせてもらうことを誇りに思ってきた。

高校のころからこれまでの人生で見た、リスクを犯してフェミニスト思想を訴えるアーティストたちのスピリットに少しは習えたような気持ちになれたから。

 

彼女達の作品に敬意を表して自分の連載にも「まんこ」という単語を使わせてもらった。messyでなくてはできなかったことだ。

 

けれど今

けれど、あらゆるフェミニスト的表現は、潰されやすいという法則は21世紀になっても2018年になっても生きているようです。

 

標的にされちゃったんだろうな、と思う。

それは、隠れ蓑をかぶせていても、意義あるメッセージを伝えていたからこそ。中身のフェミニスト的メッセージが光っていたからこそだ。

だから悲しむ必要ないのかもしれない。

タバタ式トレーニング

あらすじ

体脂肪を減らすために、アメリカの『Tranform』アプリを使い始めて53日目。 運動(インターバルトレーニングと有酸素)とカーボサイクルという糖質制限の一種をやっています。本当に効きますおすすめです。

 

  ↓ 全てはここから始まった

haguki-lovey.hatenablog.com

 

 タバタ式トレーニング

運動はインターバルトレーニングでやっています。

そのインターバルトレーニングの中でも効率よく運動できると言われる『タバタ式トレーニング』!

 

 日本人の田畑さんという学者の方が研究されたトレーニング方法で、アメリカ・ヨーロッパではみ~んなやっていて常識らしいです!

私は『タバタ式トレーニング』知らなかったのですが、使ってるアプリから逆輸入で知りました。

 

タバタ式は『20秒全力で動く→10秒休む』を8セット繰り返したった4分で終わるトレーニング。

ですがタバタ式ならたった4分でも、運動から得た体への良い影響は24時間続くんだそうです。

 

なんと「タバタトレーニング」、欧米では田畑教授ご自身も知らないうちに流行っていたそうです。 

 

→『究極の科学的肉体改造メソッド タバタ式トレーニング 』田畑 泉 

 

海外で広まった際の誤解を解く!とあったので「田畑教授怒ってるの:;(∩´﹏`∩);:?」と思いきや「私の研究は脂肪燃焼との因果関係は調べてない。なので海外で言われてるように『タバタで脂肪が燃える!』と私は言えません」という非常に誠実な内容の本でした。

立派な方だなあと思いました。

田畑教授の科学者に徹するスピリットやお人柄も、海外で広まった大きな要因の一つになったんじゃないかしら、という印象を受けました。

 

 ↓バーピーをタバタ式でやるといいです。

 

(ちなみに私にはこんな素晴らしいバーピーはできません。

初心者用バーピーをやってます。)

7週目終了 経過

あらすじ

体脂肪を減らすために、アメリカの『Tranform』アプリを使い始めて本日で51日目。

運動(インターバルトレーニングと有酸素)とカーボサイクルという糖質制限の一種をやっています。本当に効きます。おすすめです。  

 

↓ 全てはここから始まった

haguki-lovey.hatenablog.com

 

7週目終了、経過

このダイエットプログラム、3フェーズに別れています。

現在は第一フェーズ、全12週間(84日)です。

7週間終わって今、8週目に突入です。

 

↓メタボメジャー

 

今のところ4㎏減りました。

体脂肪は2%減りました。

 

のこり5週間未満なんですよね~。

残りの期間で体脂肪をもっと減らしたいです~。

 

 ↓一人でも腕周りなどが測れる便利なメジャーです。