11月24日のコミティアで本にして出したいと思っている『#今日も職場でもやもやしました』という作品です。
第一話!↓
引っ越し業者さんにチップを渡すタイミング、緊張しませんか? 私はします。
お腹空いた~。月末はお金が足りなくてお腹が空く。誤魔化すために寝たら夢でも「お腹空いた!」とキレていて逆に気分が悪くなった。
うちに非常食はほとんどない。なぜなら月末で生活費が苦しいときが多々あり、その都度私が食べてしまうからです。
しかし、例えば今日、非常食を食べてしのいだとしても今月はまだあと2日ある。だったら絶食して我慢したほうがいいような気がする。
完全な愚痴ですが、毎月毎月お金の心配をするのに疲れる。いつもその月の10日あたりから
「今月もお金、足りるだろうか」
と心配し始める。
「今月お金足りたかどうか」を測るバロメーターは、その月の最終週にある。
説明しよう。
私は週の始めにその週の食料を買いに行く。だからその月の最終週の始めに3000円くらい口座に残っていれば、食料アリの状態で月を越せる。
今月(2019年9月)は5週ある。4週目の段階で1000円くらいしか残高がなかった。貯めていたスーパーのポイントを500円分つかい(スーパーのポイントはこういう時すごく助かる)食料を1500円分買った。その食料は28日現在、ほぼ喰らいつくしてしまっている。
冷蔵庫には今じゃがいも数個と玉ねぎがある。あなたは思うかもしれない。
「それを喰えばいいじゃないか」
と。
しかし、私はもう疲れたのだ。不安でいることに。
今日このじゃがいもを食べたら、明日このじゃがいもはない。今日以上の不安に、明日の私はとらわれるだろう。明日その不安を感じるくらいなら、今日食べずに空腹で過ごす方がよい気がする。
よい気はするが、空腹は空腹だ。お腹空いた。
このエントリで書いた個人型確定拠出年金に年金の移換ができました。そのことについては(今日はお腹が空いて無理なので)後日書きます。
前回、よくわからないままにネット証券会社、カブドットコムの口座を開設した大和。
6月頭にカブドットコムで証券口座を開設し、なんとか数千円を入金したまでがこちらのお話し。
こちらのエントリーで、大和はさらにぺージをあちこあち彷徨い、直近の6月14に『世界経済インデックスファンド』を買えるよう設定した。
大和「ほんとうは口座開設した日に『世界経済インデックスファンド(三井住友トラスト・アセットマネジメント)』を1000円分買いたかったんだけど、営業日を5日挟まない買い注文が入らない仕組みなんだよね!」
A「けっこう時間がいるんやな」
大和「けどこの仕組みに助けられました。じつは私、操作を間違ってて『世界経済インデックスファンド』じゃない投資信託を買ってたんだよね! 気づいて修正したけど。だから猶予があって助かった」
A「うわ、そのまま買い注文が入ってたらと思うと怖い!」
7月頭の現時点で約2週間、投資信託を育てたことになる。さて、どうなったでしょうか。
大和「Aちゃん!大変だよ!!」
久しぶりにカブドットコムのマイページにログインした大和は小さく叫んだ。
Aちゃん「なんや~」
大和「増えてる! 1000円買ったやつが、21円、増えてる!」
わずかな額ではあるが、この21円は、気持ちのうえで大和に大きな変化をもたらした。
例えば電車を降りて自動改札を通ったとき、大和は悲しみにくれる。
(また100円ほどお金を使ってしまった)
収入が増えない中、ため息をつきながらお金が減っていく一方なことに絶望し、5回くらいため息をつく。
だが21円増えていたと知ってからは、電車を降りて自動改札を通っても絶望の暗闇の中にちっちゃな光が見える。今まで5回だったため息が、3回くらいに減った気がするのだ。
さらに、節約にも身が入るようになった。今までは
(お金がなくなったらホームレスになる)
(節約しないと月末なにも食べられない)
といった恐怖に追い立てられて節約していた。
だが今は、節約したお金を証券口座に移したい! というポジティブなモチベーションがある。節約が辛いのは同じでも
「投資信託を買ってそれが育つのを見たい」
というわくわくが辛さをちょっと上回るのだ。
「今は月1000円だけど、今後、月2000円ずつ積み立てるのを目標にしよう」
大和は思った。
Lorraine CormierによるPixabayからの画像
「子どものころ親に不当に扱われた」エピソードを話すと、相手からはこのようなレスポンスが返ってきます。
「親は何故あなたにそんなことをしたの!?」
それに対して私は答えることはできません。ぽかーんとこう思うだけです。
「知らんがな。虐待したのは私じゃないも~ん」
世間の興味は被害者のケアや治療に対してではなく「なぜ加害者は加害したのか!?」ということにまず向くようだ。
ということを、私の狭い経験からではありますが、体感しています。
レイプや痴漢に遭った人が被害をおおやけにすると、世間は被害者に対して「ナゼ強姦された!?」「ナゼ痴漢された!?」と思い、「エロい服着てたから被害に遭ったのだろう」「夜おそく出歩いていたからだ」と独自の理由をこじつける傾向があると聞きます。
虐待の被害者に対しても同じような心理が働くのでしょうか?
となれば、そろそろ私も加害者の心理についてそれっぽく語れるようになっておいたほうがいいのかもしれない。そう思い、聖典にあたることにしました。
『毒になる親 一生苦しむ子供(講談社)』 by スーザン・フォワードです
この本はとてもよいので皆さん読んでください。
本書にはこうありました。
比較的安定している家庭においては、親はそのような親子関係の変化が作り出す心配事にもたいていは耐えることができ、子供の離反や頭をもたげる独立心を、積極的に後押しはしないまでも黙認しようと努力することはできる。比較的理解のある親なら、自分の若かったころを思い出して「まあ、いまはそういう時期だから」といって見守ってやることができるのである。そういう親は、子供の反抗や離反は情緒の正常な発達のためのプロセスであることがわかっている。
ところが、心の不健康な親は、そのような理解を示すことができない。幼児期から思春期に至るまで、あるいは成人していればなおのこと、子供の離反はおろか自分と考えが違うことすら自分に対する個人的な攻撃と受け止めてしまう。そういう親は、子供の「非力さ」と親に対する「依存度」を大きくさせることによって自分の立場を守ろうとする。子供の健康的な精神の発達を助けるのではなく、それと反対に無意識のうちにそれをつぶそうとするのである。しかも困ったことに、しばしば本人は子供のためを思ってそうしているのだと考えていることが多い。このような親のネガティブな反応は子供の自負心を深く傷つけ、開きかけている独立心の目を摘み取ってしまう。
親の方ではいくら正しいと思っていても、子供にとって親から受けるこのような攻撃は理解できないものである。親の示す敵愾心や態度の激しさ、反応の唐突さなどのため、子供は当惑するばかりだ。
※アンダーラインは筆者による
上記から収集できた情報をまとめます。
加害する親は:
いかがでしょうか。
「親は何故あなたにそんなことをしたの!?」
あるいは
「親は何故私にそんなことをしたの!?」
という永遠に答えの出ない疑問に対するヒントを微量ながら感じていただければ幸いです。もっとたくさんのヒントは、各自本書を読んで感じてください。
10年経っても毒親の言葉に支配されつづける人のことを創作しました。
ベッドに潜り込んだA子に眠りは訪れそうになかった。
その日、つきあって2年になる恋人に言われた。
「今度、うちの両親と食事に行こうよ」
目をつぶって恋人の言葉を反芻するにつけ、A子が思うことはひとつだった。
(イライラする……!)
なぜだろう?A子は自分の感情を不思議に思った。
恋人のことは大好きなのに、なぜ。
ある声が耳の中でリフレインした。
「ーー嫌だな、ってーーA子みたいーー似てるーー」
その声を認識した瞬間、A子は発作的に枕を数発殴った。無印良品の枕は手ごたえもなく、殴り甲斐がない。
恋人の言葉を聞いてからというもの、この『声』が通奏低音のようにA子の心で鳴り響いている。合点がいった。
(ああそうか。私がイラついていたのは恋人の言葉じゃなく、この『声』に対してなんだ)
10年前、A子の弟、Bが20代前半で結婚した。現代の基準では比較的早い年齢における結婚であり、友人たちには「Bくん、できちゃった婚?」と聞かれたものだ。
(が、それはどうでもいいんだ……。弟がいくつで結婚しようと、どうでも……。2人が幸せなら。)
A子は思う。
そう、結婚じたいはどうでもいい。A子が気にしているのは、弟の結婚前に行われた両家顔合わせの食事会のときに発された、母の言葉である。
10年たってもA子の心に消えずにくすぶり続けている件の『声』。
10年前、とあるレストラン
その日の食事会はとあるレストランで行われた。メンバーはBのフィアンセのご両親とお姉さん、B、A子とA子の両親だ。
母はA子だけに聞こえるように耳元で小声で言った。
「あの人が"かのじょ"かと思って、嫌だったのよ。あの人スラっとしてて、A子みたいな雰囲気だったから。大学出てから海外で仕事してたんですって。けどあの人"かのじょ”のお姉さんだった、よかった。」
今思い返すだに、クッソムカつく。
A子は寝返りを打った。
そのときなにも言い返さなかったことが、10年たっても悔やまれる。けど、めでたい食事の席で騒動を起こすのは嫌だった。A子には、母の言葉を無視して平然を装う以外選択肢はなかったのだ。
恋人のご両親に初めて会うかもしれない、という局面になりA子は認めるしかなかった。10年前のあのくだらない言葉に自分がいかに支配されているかということに!
(恋人の両親に会ったら、『A子さんみたいな人、嫌だわ』って思われるんだ、きっと……)
ある瞬間、そう思う。しかし次の瞬間、思い直す。
(いや、いやいや。母親の呪いに負けてはならない……自分に自信をもつのよA子)
心の中の天使と悪魔が争ってるみたいだ。じっさいには「呪い」と「理性」が戦っているのかもしれないけど。母のつまらない言葉ひとつを長年、ひきずっていることが情けない。
(むきーー!)
ベッドの中、A子は歯ぎしりするしかなかった。
ダーツの神様により、個人型確定拠出年金をSBI証券で運用することが決定した大和(その模様はこちら)。
……けどよくわからないので、大和はまずSBI証券iDeCoサポートデスクに電話をした!
大和「すみません~。昔働いていた会社の企業型確定拠出年金をそちらさまの個人型確定拠出年金に移換したいのですが、どうすればよいでしょうか~」
サポートデスク「それでしたらこのページiDeCo(個人型確定拠出年金)|SBI証券
から書類を請求してください。」
大和「そうすれば、国民年金連合会で預かりになっている企業型確定拠出年金が、個人型確定拠出年金に移換されるのでしょうか?」
サポート「請求していただいた資料を本人確認書類と一緒に送り返していただけば、個人型確定拠出年金に移換されます。」
大和「なるほど~(よくわかってない)。」
よくわからないながらも、Webに名前・住所などの情報を入力し、書類を請求! 10分程度で終了。
しばらくして家にSBI証券からA4サイズの封筒が届いた。中には「個人別管理資産移換依頼書」なる申し込み書類。
書類を記入する。提出の際に本人確認書類が必要なので、写真付きのマイナンバーカードをコンビニでコピー。全ての書類をSBI証券に返送!
数週間待つ。
数週間後、SBIから封筒が届いた。前回とは違い、細長い封筒に書類が3つ折りになって入っている。
大和「なになに、「iDeCo IDおよび初期パスワードのお知らせ」とな?」
書類に提示されているウェブサイトでIDと初期パスワードを入力すると、「加入者サイト」にログインできた!
大和「年金が移換されたかな!?」
大和はわくわくしながら画面をのぞき込んだ。しかしそこにあったのは…
大和「ええっ0円! 雀の涙とはいえ、企業型確定拠出年金に入っていたお金はどこに行ったんじゃーーーい?」
相談できる人は、カスタマーサポートしかない。大和は再びカスタマーサポートに電話をかけた。
カスタマーサポート「お客様、ご安心ください。IDとパスワードのお知らせは、アカウントという受け皿ができましたよ~というだけのことです。年金が移換されるには、SBIが『個人別管理資産移換依頼書』を受け付けてから、1カ月半~3カ月かかります。手続きが完了したら、国民年金基金連合会から通知が発送されます」
大和「なるほど~。5月末に申し込んだから7月から8月末ごろに移換が完了するということかな?」
雀の涙の大和の年金はとりあえず失われていないようだ……つ づ く!
前回、カブドットコム証券から実際に投資信託を買ってみました!
カブドットコムの口座開設にまつわるあれこれです!
前回よりちょっと時間をさかのぼり、ダーツ直後の話です。
大和「さて、ダーツでカブドットコムって決まりました~! 証券会社で投資信託を買うには、まずそこで口座を開設する必要があるらしい。早速ホームぺージの『無料で口座開設』ボタンをクリックします!」
大和「『インターネットでらくらく電子口座開設』とあるな。これぞ私の求めているもの!(ぽちっ)。なになに『口座開設には、当社への個人番号(マイナンバー)のご提示が必要となります。「個人番号カード」または「通知カード」&「顔写真付き本人確認書類」をご用意ください』」
A「うち、個人番号カードないからできひんわ~」
大和「私、あるからできる! 個人番号カードを写真に撮って、それをPDFで送ればいいんでしょう。マッチングサイトの身分証明提出と同じやりかただ!」
A「はあ? マッチングサイト?」
大和「いや、マッチングサイトは年齢認証ののために、身分証明書を写真に撮ってPDFで送るのよ。それと同じだなー、って。」
A「……おう」
~数週間後、大和のもとに本人確認書類や資料が届く~
大和「これで口座開設できたのか……? マイページにログインするためのパスワードなどが書いてあるな。あっっ! 口座情報、間違ってる!」
横山さんの著書『 はじめての人のための3000円投資生活・アスコム』には、口座の種類は「源泉徴収なしの特定口座」からスタートするべし、と書いてある(p55)。
↑参考にしたのは『 はじめての人のための3000円投資生活(横山光昭)アスコム』
けれど大和は「源泉徴収ありの特定口座」にしてしまっていた。
あわててカブドットコムのカスタマーサポートに電話をする大和。
大和「すみません! 『源泉徴収ありの特定口座』を『源泉徴収なしの特定口座』にしたいのですが!!」
カスタマーサポート「かしこまりました~。それではマイページの〇〇をクリックしていただけますか~……」
サポートさんにマイページの操作法を教えてもらい、ものの数分でネットから「源泉徴収なしの特定口座」に変更できた! ほっとする大和。
ちゃんと変更の申請が受理されるよう、念のため数日待ってから特定口座にお金をいれることに。ここから月に千円ずつ、同じ投資信託にお金を積み立てていく予定だ。
A「カブドットコムの口座にお金いれるのは、どうやるん?」
大和「それが、たまたまなんだけど、カブドットコムがマイバンクの系列だったの! だからすでに使っているインターネットバンキングからカブドットコムの特定口座にお金を振替できました。手数料なしで! 超、ラク! おそるべしダーツの神さま!」
A「意外と強運やな……!」
これから証券会社で特定口座を開設する人は、マイバンクと連動している証券会社を選ぶと便利かもしれません!