性別を考える三つのものさしとLGBT

「性自認は男性で、服装は女性」な人がテレビで「あなたは女性になりたいんですか？」とか聞かれてるの見るたびにイラっとしてしまいます。

「女装すること」と「性自認」はちがうんだよーー！女装しているからといって、女性になりたい、ということでは、ないんです。

「身体的性」「性自認」と「性的趣向」は、全部べっつべつだということくらい、そろそろ日本の常識になればいいと思う。

性別というのは、男！or 女！の二つだけにスパーンと分かれるものじゃないのです。

人の性別を考えるときには、「身体的性」・「性自認」・「性的趣向」の、「三つのものさし」を総合的に見る必要があるのです。

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身体的性とは：生まれたときに医師が判断した身体の性のこと。

性自認とは：自分のことを女性と思っているか男性と思っているか？

性的指向とは：女性を好きになるか男性を好きになるか？

「LGBT」の頭文字がそれぞれ何を表してるか程度のことも、常識になってしかるべきと思う。

確率では、30人に一人くらいはLGBTだから、クラスや職場に一人もLGBTいないってことは、本来ありえないんだ。ということが、日本ではまだあまり知られていないような気がする。

本当はいたんだよ。小学校、中学校、高校、大学、職場、それぞれの場に、沢山のLGBTの人たちが。

上記「三つのものさし」はこちらの本を参考にしました。本書には、この記事よりもわかりやすい「三つのものさし」の解説が図解入りで載っています。

寄稿（歯グキ露出狂名義）