仁藤夢乃さんのツイートで思い出した「おちんちんマン」
私が5~6歳だったころの話。
大型スーパーの子供服売り場にいたら露出狂に出くわした。ホットパンツを履いたそいつは、子供服を熱心に眺めるふりをしながら私の目線に合わせてしゃがみ、鼠径部から性器を露出しているのだった。
それを見た私は直ちに母親に報告した。
「おかーさん!あの人おちんちん出してるよ!?」(芦田愛菜ヴォイスで再現してください)
母親はちらりと男のほうに目をやり否定した。
「何言ってんの!そんなもの出てません!」
そんなはずはない。私は反論した。
「おちんちんだよ!ホントだもん!出てるもん!!」
「あんたはっ!バカねっ!そんなの出てないっ!」
「出てるもん!おちんちんだよ!おちんちん……」
……と、まあ、こんなことがありました。 この出来事はそれほどトラウマにはなってないので書けるんですけどね。
女性なら子供のころからこんな経験山ほどしてるけど、周りの大人が助けてくれるとは限らない。
現実に見えているものを「そんなものは見えていない」と否定されたうえにバカと呼ばれる理不尽さ。
痴漢のターゲットにされて傷つき、大人に感情をないことにされてさらに傷つく。女の子や女性にとっては住みづらい世の中。
だけど性加害者にとっては悪事を「ないこと」にされるんだから、彼らにとってはこんなに住みやすい世の中ないんでしょうね。痴漢や性被害がなくならないわけです。
今日の14時半ごろ、渋谷から山の手線に乗っていたら、私の前を6歳の女の子が通り過ぎた。そのあとすぐ、近くに座っていた男が彼女に小声で声をかけ、彼女の腰に手を当てて自分の隣に座らせた。そして、女の子の体や顔を撫でるように触り始めた。一瞬のことだった。https://t.co/CMZ78VVT1V
— 仁藤夢乃 Yumeno Nito (@colabo_yumeno) 2018年7月5日