「子宮摘出で健康回復することもある」と本で伝えたい!製作費募集中!

 

初潮のころから重い生理に苦しんできた

 

 初潮のころから

「自分の生理はどうもおかしい、友達からきくそれとも大分違っている」

という自覚はありました。

 ですから20代後半で「子宮内膜症」という診断名がついたときはむしろほっとしたのです。原因不明の体調不良と戦いつづけたことのある人ならわかって下さると思います。

 私が人並みに頑張れないのは、体のせいじゃなく、重大な人格の欠損があるからじゃないか?

 そう悩み、自分の体が大嫌いだったから。だけど病名さえわかれば対策をたてられます。

 

「いつかは子宮全摘」が心の支えだった

 

 そのころ読んだ本にはこうありました

"Currently, there is no cure for endometriosis… Recurrences after treatment are common. When all else fails, hysterectomy with removal of the ovaries else fails, hysterectomy with removal of the ovaries else fails, hysterectomy with removal of the ovariesis commonly suggested. (現時点では、子宮内膜症は治らない……療後の再発はよくある。最終的な手段として、卵巣と子宮の全摘出が提案される)"

 健康体の女性ならば卵巣と子宮の全摘出なんて嫌でしょうけえwど、私にとってはこの情報は福音でした。最終的にどうにもならなくなったら全摘しよう。そう思うことで、辛い症状があっても心を支えました。

 体調的にどうにもならなくなったのはそれから10数年後のこと。ずっと寝たきり、もう呼吸と排泄するだけの肉の塊と化した私は
「潮時だ、子宮を摘出してもらおう」
と決心して病院に行ったわけです。

 

病院で子宮全摘を断られる

 

 けれども病院では

「子宮を摘出したからといって楽になるとは限りませんよ」

「子宮摘出後に再婚してもう一人子供が欲しいから妊娠させてくれと言ってきた女性が過去にいましたし」

「まだ若いんですから今後どうなるかわかりませんよ」

とまあ、こんなことを言われて手術してもらえませんでした。

 落胆しました。屈辱的でした。大きな怒りもありました。涙をこらえるのに必死でした。

  実際に子宮を摘出してくれる病院を見つけるまにじつに半年要しました。たずねたのはクリニック・大病院ふくめて5軒ほどです。

 そして現在。

 子宮摘出から一年半ほどたとうとしています。健康体の人ほどの元気はありませんが、自分史上では20年ほど前と同じくらいの健康レベルにまで回復できました。上出来です。

 とかく日本では暗くて悪いイメージしかない子宮全摘。だけど、私はこの手術によって健康が回復し、以前はできなかったいろんなことが苦痛なくできるようになりました。本書を読んでいただければわかりますが、そこには性生活も含まれます。

 これが生活の質があがるということではないでしょうか。

 

子宮摘出で健康回復、本で伝えたい

 

 今回、自費出版したいと思ったのは、

「子宮摘出が女性の健康を回復し、生活の質を上げることもある」

ということを日本に広く伝えたいと願っているからです。 

 今現在も、女性科外来で

子宮内膜症は子宮を全摘したからといって楽になるわけじゃありませんよ」

とドクターに言われ、落胆する女性がいるかもしれません。

 できることならその場に乱入し、

「ちょっと待ったぁぁあああ! 私のようなケースもありますよ!」

と、患者女性に伝えたい。

 けどそれは無理。

 ならばウェブになじみのない人にも手にとってもらえるように本にして頒布しようと考えたからです。

 もちろん私はただのいちケースにしかすぎません。子宮摘出がよい結果を招かない女性も中にはいるでしょう。

 けれど、どの治療法にするかは女性が自分で決めればいいだけのことです。

 女性の体とそれぞれが抱える事情は全員違います。女性が100人いれば、100人全員にとってベストな治療法なんて、ないでしょう。病院で子宮摘出に対するネガティブ・キャンペーンをするのはフェアじゃないんじゃないかな、と私は思うのです。

 日本ではとかく忘れられがちですが、どの治療法にするか、決定権は女性自身にあるのです!

 

制作費用、募集中です

 

 「子宮摘出が女性の健康を回復し、生活の質を上げることもある」

 現在このメッセージを日本に広めたいと思っても製作費がありません。

現在、polcaというアプリで製作費のご支援を募っています。

詳細→ 

【告知】大和彩、同人誌制作費のご支援を募集中! - 大和彩_Aya Yamato

 

 最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

 これまでにご支援してくださった方がた、何者でもない私を信頼し、ご寄付をくださりどれほど感謝しているか……言葉に尽くせません。皆さまなしではなにもできません。支えてくださり、心からありがとうございますと言いたいです!

 

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子宮摘出パーティ、魔法の子宮ケーキとは?本書を読んでいただければわかります☆