2014-01-01から1年間の記事一覧

Aさんのお話から星空を思い浮かべる

2014年10月7日 Web情報サイトの記事の企画で「ある方」と対談させていただきました。 サイトにてその対談はもうとっくに公開されているのですが、出版界の常識を知らないのでお名前を公開して良いのかわかりませんので仮にここでは「Aさん」とします。 Aさん…

『最貧困女子 (鈴木大介・幻冬舎新書)』のアマゾンレビューを拝見しました

『最貧困女子 (鈴木大介・幻冬舎新書)』のアマゾンレビューを拝見しました。 以下、レビューを抜粋、自分なりに系統に分けてみました。 1. セックスワークの過酷さに言及系 性器に麻酔をしてまで……体を壊すレベルの話ではない。 2. 『最貧困女子』に登場する…

『最貧困女子(鈴木大介・幻冬舎新書)』を拝読しました 

『最貧困女子(鈴木大介・幻冬舎新書)』を拝読しました。 以下写経に関して 興味深く感じたところを写経させていただきます。 自分の感想などは書いていません。 引用と引用の間に関係はありません。単に興味を惹かれた箇所を抜き出しているだけです。 引用…

シニフィエという言葉をつかって『失職女子。』を語る

「シニフィエ」と「シニフィアン」という言葉が最近気に入っていまして(意味はよく分かっていません)。 そして、『失職女子。』に寄せられる最も多いdisのひとつに「『女子』っていうな」というコメントがあります。けどこの内容も、もう杓子定規にみんな…

エミネム主演の映画『8 mile』からdisを学んでみた

記事や動画でのご紹介ありがとうございます どれも素晴らしい記事や動画ばかりで、それらを通じて私自身が、「『失職女子。』ってこういう本だったんだなぁ!」といくつもの新たな発見をする毎日です。 余談 さて、ここからは、まったくの蛇足です。 いろん…

ダ・ヴィンチニュースで『失職女子。』を取り上げていただきました。

「ダ・ヴィンチニュース」で『失職女子。』を取り上げていただきました。 日暮葵さんの記事です。 ↓ 前編 <a href="http://ddnavi.com/news/211452/" data-mce-href="http://ddnavi.com/news/211452/">借金か風俗か自死か、役所に頼るか…100社不採用の『失職女子。』が語る“生きるために選んだ生活保護という道”(前編) | ダ・ヴィンチニュース</a> 借金か…

清水有高さんの動画で『失職女子。』を紹介していただきました

清水有高さんの動画で『失職女子。』を紹介していただきました。 『経済政策で人は死ぬのか』と『最貧困女子』、私も読もうと思います。

雨宮処凛さんのコラムで『失職女子。』を取り上げていただきました。と、「ウートピ」での雨宮処凛さんとの対談させていただきました。

雨宮処凛さん 「マガジン9」の雨宮処凛さんのコラム『雨宮処凛がゆく!』にて『失職女子。』を取り上げていただきました。 「生きていていい」という刻印 『失職女子。私がリストラされてから、生活保護を受給するまで』を読んで。の巻‐雨宮処凛がゆく! 「…

「エキサイトレビュー」に取り上げていただきました

「エキサイトレビュー」に取り上げていただきました。『失職女子。』が出版されてから、初めて頂いた書評です。感激しました。 青柳美帆子さんによる記事です。 <a href="http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20141017/E1413508153108.html" data-mce-href="http://www.excite.co.jp/News/reviewbook/20141017/E1413508153108.html">生きるために「生活保護」を選んだ37歳の実体験『失職女子。』 - エキレビ!</a> 生きるために「生…

『失職女子。』のまとめページ

こんばんは。ホゴイスト(現役生活保護受給者)の大和彩です。 これは、エゴイスト。 私は、ホゴイスト。ホゴイストですよ。 本題 『失職女子。』の担当編集、三浦ゆえさんが素敵なまとめを作成してくださいましたよ!! NAVERまとめ『失職女子。』の書評が載…

生活保護当事者のブログやツイッターを私は待ってるんですよ

※今日のツイートの一部まとめ 生活保護って、当事者が語ってるブログもないし、ツイッターもあまり見かけないんですよね。けど、いまのところネットで『失職女子。』寄せられた罵詈雑言見ても、当事者が口を閉ざしたくなるのも仕方ないなー、と思う。— 大和…

私が応募した100社って……本当に存在してんのかな?

現実社会への仲間入りをさせてもらえない 「現実は厳しいぞ」とか言われて育ってきたわけじゃないですか、うちら。「いつまでも学生気分じゃいられないぞ」とかって。 だから思うわけじゃないですか。 「じゃあ、現実がどんだけ厳しいもんか、見てみたい!ま…

現実と上手く付き合えないので『現実脱出論 (坂口恭平)』を拝読した

出版なんて全部私の妄想に決まってらぁ、てやんでい 私は未だに疑っている。私が書いた『失職女子。』という本が出版されたらしいじゃないですか。 ……本当に出版されたのだろうか? あっ、文章を私が書いたのは事実ですよ(つまりゴーストライター的な人はい…

読書会in新潟 『失職女子。』も課題図書

新潟でなんと『失職女子。』も課題図書になっている読書会が催されるらしい! 読書会&フリートークのしゃべり場「ジンブンカフェ@新潟」、明後日18日(土)14時~16時に駅南でやります。今回の文献は『月の裏側』『最貧困女子』『失業女子。』の3冊です。…

生活保護で暮らしていると、悪い意味でのドキドキが止まらない

昨日のブログ記事ですが 「アップロードしないほうがいいかなー?どうしようかなー?やめとこうかな?」 と、散々迷いがありました。 ……なぜかって? 怖いからです。 「生活保護について書いたら、ブログにクソコメントつくんじゃないかな……?」 って、ビク…

「生活保護ではトイレットペーパーは『収入』になるか?」を聞いてみた

以前、アマゾンのウィッシュリスト経由で、トイレットペーパーを頂いたんですね。 頂き物のトイレットペーパーは白くてふわふわで丸くて「良きもの」の象徴のようでした。素晴らしい!トイレットペーパーだいすき! それらをプレゼントして下さった方々の優…

炊飯器のスイッチを押すと蘇る母の怒り。PTSDやフラッシュバックは、自覚するのが難しい。

PTSDとフラッシュバック 私の主な症状は、PTSDとフラッシュバックなんですね。 PTSDは、心の傷になるような出来事が起こったあとに出てくるストレス症状。 フラッシュバックは、その心の傷になるような出来事を、あたかも、今、体験しているかのように錯覚し…

『失職女子。』ネットだけに存在していた文章が実体を持ってリアルの世界にあるという不思議

『失職女子。』の見本をいただきました 『失職女子。』の版元である株式会社WAVE出版様に、印刷・製本された見本を送っていただきました! ※本来ブログでは、こういう局面で写真を添付するのが筋ですが、私は現在カメラ機能を備えたデバイスを一つとして持っ…

手前味噌ではございますが

『失職女子。』について 『失職女子。』販売促進ツイート 発売まだです。今はまだ本屋さんにはありませんが、今月末(来週?)にはあるとおもいます → 『失職女子。私がリストラされてから、生活保護を受給するまで』 http://t.co/NT8T4Ikwm6— 大和彩 (@delu…

スーザン・フォワードの『毒になる親』:アルコール中毒の親

アルコール中毒の親 両親は、アルコール中毒でした。けれど、未だに私はその事実には自信がもてません。自信がもてない理由には、ふたつあります。 まず一つ目。 もし私が「おとーさんとおかーさんってさ、アル中だよね!」なんて言ってしまった日には、家族…

『失職女子。』が本になりました。

戯曲:『奥さん、ブログ開設当時のアレがアレになったらしいわよっ!』 ーー築30年近い住宅メーカーの建売プレハブ住宅が立ち並ぶ、寂れた住宅街の一角。雑草が生い茂るゴミ収集場にて、ゴミを出し終えた2人のご婦人が噂話をしている。ーー 奥さんA(以下A…

『Let it Go』を「自己愛マザーに育てられた娘の回復呪文」として訳してみた

前回にひきつづき『毒になる母親・自己愛マザーに苦しむ娘たちの告白(2012年/キャリル・マクブライド)』が経本です。 前回: 「いつになったら認めてもらえるの?」自己愛性パーソナリティ障害の母親を持つ娘の嘆き - 大和彩ブログ 本書『毒になる母親』…

日本ではなぜ心理療法が発展しないのか?をDr.林から学んでみた

日本ではなぜ心理療法が発展しないのか? 昨日書いたエントリ:「いつになったら認めてもらえるの?」自己愛性パーソナリティ障害の母親を持つ娘の嘆き - 大和彩ブログの最後のほうで、こう書きました: 「余談ですが……この手の本は、日本では精神科医の著作…

「いつになったら認めてもらえるの?」自己愛性パーソナリティ障害の母親を持つ娘の嘆き

邦題で損してる『毒になる母親(キャリル・マクブライド)』 『毒になる母親・自己愛マザーに苦しむ娘たちの告白(2012年/キャリル・マクブライド)』を読んでいます。 ……『毒になる親(スーザン・フォワード)』(※原書は1989年出版)じゃないですよ? 『…

Emotional Incest 3 機能不全家族と健全な家族の違い

機能不全家族で育ちました。機能不全家族とは、その名のとおり、「機能していない家族」のことですね。けれど、これまで、「では、『機能している家族』というのはどういうものなのだろう?」という点に関しては、ノーガードでした。考えたことすらありませ…

Emotional Incest のかたち 2

前回に引き続き、"The Emotional Incest Syndrome: What to do When a Parent's Love Rules Your Life" (Dr. Patricia Love, 1991) より、Emotional Incest (肉体関係を伴わない近親姦)家庭の特徴について書いていきますね。 前回↓ 「健全な家族」と「Emot…

「健全な家族」と「Emotional Incest家族」の違いにびっくり―実家の問題はコレだったんだ!

Emotional Incest 今読んでいる本 "The Emotional Incest Syndrome: What to do When a Parent's Love Rules Your Life" (Dr. Patricia Love, 1991) から『構造派家族療法』を初めて知りました。 今読んでいる本: 家族の問題には解決法があるらしい 家族療…

スポーツ刈りにされたはるちゃん

おかあさんがにやにやにやにや笑うから、はるちゃんは不安でいっぱいでした。ザク、ザク。おかあさんは笑いながら、はるちゃんの髪の毛を切っていきます。おかあさんの目は膜がかかったようにぼんやりして、口元はだらしなくにいっと笑ったままです。 「ほら…

さゆりちゃんの悪夢

さゆりちゃんは5歳。 夜、真っ暗な部屋で一人で寝ていると、 「バタン!」 音がして、大人が部屋に入ってきます。その人は、しばらくさゆりちゃんの寝ている布団のそばでじっと立っています。それが済むとその人は、ふとんの上からずっしりとのしかかってき…

『クラランス』(シェル・シルヴァスタイン)

Clarence (Shel Silverstein) 『クラランス』(シェル・シルヴァスタイン) ※大和の勝手な翻訳なので、公式とは違っていると思います。 Clarence Lee from Tennessee テネシー州のクラランスはLoved the commercials he saw on TV. テレビ通販が大好きだった…